第49話 京都にて
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まれている−−−されるも、IS「白騎士」がその全てを迎撃した上、それを見て「白騎士」を捕獲もしくは撃破しようと各国が送り込んだ大量の戦闘機や戦闘艦などの軍事兵器の大半を無力化した事件。この事件での死者は皆無だったことがISの戦闘力の凄さに拍車を掛けた。
もうなんていうか、あきれ果ててものも言えん。
この事件後、かなりの国で軍首脳部や政府首脳部の顔ぶれが変わった。表向きには無かった事件だが、責任やら何やらとらされたんだろう。
なお、動画を見て思ったのは「白騎士」の単一仕様能力は、ジョジョの奇妙な冒険第四部で出て来る虹村 億泰の持つ「ザ・ハンド」の能力に違いないということだ。
このスタンド能力は右手で掴んだあらゆる物を空間ごと削り取る能力だ。
「白騎士」は恐らくその手に持つ剣(プラズマ・ブレード)でこの能力を発動している。
この能力によりミサイルは斬った破片ごとどこかの空間にいってしまい、届かないはずの距離でも空間を削り、空間が閉じる際に任意で瞬間移動するため剣が届くという凄まじい能力である、おそらくは。
というか、普通に剣で斬っただけだと破片云々が斬った後に降りそそいで大問題になっているはずなので、間違っていないと思う。
次点として、剣で斬ったものをすべて量子空間に保存するというのも考えたが、どう見ても動画で瞬間移動しているのが見受けられるので、IS1体につき1つの能力と考えると多分違うと思う。
なにより、「白騎士」の操縦者の手元に2341発のミサイルがあると正直考えたくない。
なお、当たり前だが各国ではISの能力以上に警戒しているのは「ミサイル基地がハッキングされミサイルが発射したこと」である。同じことが起きるのはもちろん、ミサイルがハッキングされそのまま爆発したらその国がそのまま大惨事になるからだ。
当然対策を裏の関係者も含めてしているが、本当に完璧なのか誰にも−−−正確にはハッキングした者以外−−−わからない。なのでそこから目を逸らすようにIS開発に血眼になっているとも言える。
一応電子精霊を在中させていたりするので大丈夫だとは思うんだが。
☆ ★ ☆
TBCには現在ISコアが6個あり、研究開発している。
実は企業に配布された当初は、月村とバニングスの傘下企業には日本で12個−−−篠ノ之博士が残していったのも含む−−−、アメリカで3個あったのだ。
だが、この数はマズイと本能的に気付いたマイケル・バングス社長−−−アリサ嬢の父親−−−が、日本のISコア12個をTBCにまとめた上で半分の6個を日本政府に貢いだ−−−本当は開発を止めようとしたらしいが、以前言ったオレのせいで開発す
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