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転生者が歩む新たな人生
第49話 京都にて
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い、反対派を駆逐するために、あえて好き勝手させているらしい。
 日本異能協会の道化としてがんばって踊って欲しいモノだ。

 次に千雨の父親は月村経由のスカウトにより、TBC(月村・バニングスカンパニー)−−−月村とバニングスカンパニーによる共同出資のIS開発の会社−−−への転職が決まった。
 どうやら前からTBCからスカウトされていたようで、迷っていたところに千雨のプッシュもあり、GW前に退社、GW中に引っ越し、5月末に入社という流れになったようだ。大きな仕事も任されてなかったこともあり、円満に移れるらしい。

 なお、千雨の方だが麻帆良学園が寮制度ということもあり、当初中学卒業までは麻帆良学園に通うと言う話しを、麻帆良祭後に転校すると両親にねじ込んで書類も書いてもらったらしい。

 まぁ、聖祥大付属の中等部に転校すれば、受験的な意味で高等部進学は楽だしな。良い判断と言える。





 で、結局その斜め上を行く結果となった。

 千雨がその書類を提出する直前に、3−Aのクラス担任がネギ・スプリングフィールドに替わったからだ!

 直ぐに千雨は書類の日付を変更し、GW前に急遽転校するカタチに改竄したのだ!

 ちなみに千雨は両親にこの件を伝えなかったので、GWから麻帆良祭後までフリーとなった。
 なんだかんだ言っていたが、要は木乃香を心配して木乃香と同時に転校できるように気を回したんだろう。

 さて、このネギ・スプリングフィールド。石化解除された後、3−Aの担任に収まり、学園長に「強くなりたい」と師事を願ったら、最強の魔法使いとしてエヴァを紹介されたらしい。

 で、そのまま弟子入りを志願して断られたとのこと。

 正確には弟子入り試験と称して茶々丸と戦わされたのだが、何故かその現場に魔法関係者以外の生徒を連れて来て、自ら魔法を大っぴらに使えないというハンデを背負って、フルボッコにされたらしい。

 アホかと。

 元々本気で弟子入りを断る気で茶々丸と対戦させたエヴァがその脳天気さに怒りを覚えて茶々丸にボコボコにさせたらしい。

 この辺は「よかったのでしょうか?」とすべてが済んだ後、茶々丸からメールが来たので知ったことだ。

 その後、学園長権限で閉鎖されている図書館島に潜り、そこの司書長に弟子入りしたとのことらしい。





  ☆  ★  ☆  





 京都でまったりしている間にすぐに世間ではGWだ。

 GW前に千雨とも合流し、とりあえずGW中は京都で世話になり、その後海鳴に戻ることにする。

 そんな中ではやてから久々に連絡が来たと思ったら、IS関連の書類が回って来た。

 IS、正式名称はインフィニット・ストラトス。宇宙空間での活動
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