第四章
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言う。
「まあこうした嘘もいいね」
「嘘は本当はよくないのですが」
「じゃあ作り話ってことでね、そういうことでね」
「町をおこす為にはですか」
「こういうのもいいだろ」
こう笑顔で言うおばちゃんだった、喫茶店の中では誰も二人の話題には気付かず。
チケットや電車、ゴム人間のことばかり必死に話して駅や町の何処に行けばいいのかといった話をしていた。その真実には気付かないまま。
裂けたチケット 完
2013・6・30
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