20部分:19:無限書庫にある知識
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今買った荷物を持ったままあとずさる。
「おう…てか、大丈夫何もする気ないし、ただ話ししたいんだけど、いいかな?」
「え、でも…良彦君、管理局に協力してるんでしょ?」
「管理局にはまぁ、協力してるのは確かだな、でも皆と戦いたい訳じゃない」
「……とりあえず、此処じゃなんだし、あそこの喫茶店にいきましょうか」
「あぁ、そうしよう」
近くにあった喫茶店に、買い物袋を持ったまま入る二人…端から見ると親子?とか思われてるかもしれない…シャマルには内緒だ。
注文をすませ、直ぐに暖かい飲み物が出てくる。
「で、お話って?」
「ヴィータにも少し聞いたんだけど…はやてになにか、あったんだろ?」
「何でそうおもうの?」
「前普通にあってたときは、皆毎日家にいた、てことはあの時は蒐集はしてなかったんだろ…でも、10月の終わり頃から、休みの日とかいってもはやてとザフィーラだけとかになってた]
一旦、頼んだココアを飲み続ける
「で、管理局の方で聞いた話しじゃ、その頃から蒐集の被害らしきものが報告されてる…はやては、あの性格からして、蒐集を命じる子じゃない、じゃぁ守護騎士はどうか」
「………」
「これも主の命無く蒐集をするはずは無い…けど、いま実際にしている、なら…そこには何かの変化があったはず、守護騎士の皆は代わったように思えなかっただったら、はやてに何かあった、そうかんがえたんだけど?」
じっと、シャマルの目をみて、理詰めというには穴だらけの理論で尋ねていく。
「闇の書…夜天の書に何か、関係してるのか?」
「…はやてちゃんのリンカーコアを闇の書が浸食をしているの…それではやてちゃんのマヒが上に広がってきている…だから、闇の書を完成させないと、いけないの」
「……そう、か…でも、判ってるか、夜天の書は完成させると破壊しか生まないぞ?」
「そんな事…そんな事ない、はず」
「守護騎士の記憶は、転生のたびに消える、たしかそうだよな」
「何故、そんな事を知ってるの良彦君?」
「管制人格から、聞いたことがある…まぁ、俺じゃないけど」
「管制人格のことまで…貴方は、何を知っているの?」
「俺が知ってるのは、夜天の書は完成すると破壊を生むこと、書自体は自動防衛プログラムに守られていること、無限転生プログラムがあること、管制人格がいること、位だよ…どうすれば良いのかは判らない」
「それでも今のままじゃ、はやてちゃんが、危険なの、恐らく残り時間はかなり少ないはずよ」
「こっちでもいま、急いで調べてもらってるから…ぎりぎりまで、最後のページを蒐集するのまってくれないか…頼む」
「……
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