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馬鹿でもいい
第六章
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でくれたかな」
 実際にどうかともだ、ウィリアムは有紗に尋ねた。
「どうかな、駄目だったらまた別の有紗が欲しいものを作るけれど」
「嬉しくない筈ないから」
 このことについてはにこりとして答えた有紗だった、そしてこう言った。
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