水上戦〜
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いながら私を助けたのクラナさんじゃないですか」
「うぐ・・・」
「でも・・・その言葉、信じますからね!」
春鈴は大きく息を吸って走り出した。俺も武器を拾い、駆ける。
「すまないクラナ、人任せで・・・」
「・・・いえ」
『しっかり数分ですから、問題ありませんよね、相棒?』
「・・・」
目の前で春鈴がトライデントを弾き、空いたボディに烈火を叩き込んだ。
「春鈴、下がって!」
「・・・!」
春鈴が退くと同時に気を練り上げる。
「猛虎獣衝撃!!」
虎が魚人を薙ぎ払い、一時的にだが襲撃が止む。
「戻るぞ二人とも!」
俺達は飛び上がり、船の上に戻る。闇風と知也も迎撃に加わっており、派手な戦場と化していた。
「全員無事だな!?」
「ああ!」
『トリガー!マキシマムドライブ!』
「流石にキツいぜ!」
「泣き言なんて聞きたくないわよ!」
知也が弾幕で複数を撃ち抜き、闇風がナイフで魚人を切り裂き、海に蹴り落とす。
『咲さん!北西に陸地ッス!』
「本当か!?・・・ってまだ遠いなおい・・・!」
「だけどこれならもちこた・・・!」
ガガガガン!!
嫌な音と共に船の速度が緩まる。・・・帆とかは痛んでない・・・じゃあ・・・
「大変!!」
なのはがサチを抱えながら上がってくる。
「船底に穴を空けられて・・・もう水が止まらないよ!」
「くそっ、むしろその手段を今まで使わなかったのが不思議だよな・・・!」
そしてハッキリわかる程に船が沈み出す。
「不味い・・・なのは、魔力は!?」
「まだ完璧じゃないけど、飛ぶくらいなら・・・!」
「ですけど、飛べない人を運んだら・・・迎撃が難しくなりませんか?」
春鈴の言葉も一理あるが・・・その時、クラナがハッとなって俺を見る。
「あの・・・亮さんの能力は誰でもなれますか?」
「あ・・・ああ。対象を知ってて作品の曲があれば・・・」
「ならスバルさんかギンガさん・・・ノーヴェさんになれますか」
「・・・ああ!なるほどな!」
俺は携帯を取り出す。
「モーションキャプチャー、スバル・ナカジマ!!」
スターズの一人、スバル・ナカジマに真似をして・・・魔力を溜める。
「ウイングロード!」
リパルが示した方角に青いラインが出来る。
「飛ぶよりは安全だな・・・!」
咲が言って先に魚人の注意を引き付けながらウイングロードの上を走る。
「なのは、サチは俺が・・・走れる?」
「うん、大丈夫だよ」
俺となのはを中心に闇風と知也が魚人の数を減らし、春鈴とクラナは万が一の飛
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