第157話 大魔闘演舞
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妖精の尻尾では相変わらず朝っぱらからお酒を飲んで大騒ぎ。すると、私の隣に座っていたルーシィが肘で私を突付くと、
ル「これからもっと大騒ぎな『大祭り』が行われるわよ。」
ウィンクをしながら言う。てか、『大祭り』って何?こんな時期に『幻想曲』でもやるの?すると今度は、私の正面に座っていたウェンディが目をキラキラ輝かせて、
ウェ「『幻想曲』よりも、もっともぉっとぉ〜!すごいイベントですよ。」
マ「そんなでかいお祭り、マグノリアにあったっけ?」
ナ「マグノリアだけじゃねぇよ。フィオーレ中の魔道士ギルドの『大祭り』だっ!!」
ナツとハッピーが話しに割って入ってきた。ナツの目もすごくキラキラ輝いているのが分かった。
ハ「今年はどのギルドが優勝するんだろうね?」
ナ「んなの、俺たちのギルドに決まってるじゃねぇか。」
フィオーレ王国中の魔道士ギルド?優勝?さっきから意味不明の言葉が私の頭の中をぐるぐる回っている。いったいどんなお祭りなんだろう?その時、
マカ「諸君、わしの所に集まってくれぃ。」
マスターがバーカウンターの上に立っている。
グ「いよいよだな。」
ト「な、何がですかぁ?」
エル「この時を楽しみにしてたんだ!漢だっ!!」
どうやら、私とフレイ、ユモとショールとトーヤ以外のみんなは『大祭り』が何なのか分かってるみたい。って、この展開、前にもあったような・・・バーカウンターの上にいたマスターがゴォッホン!と咳払いをすると、
マカ「これより、今年の大魔闘演舞の出場者を発表する。」
マ&ユ&ショ&ト&フ&マカ以外「おおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」
大歓声が起こる。てか、大うどん演舞って何?うどんの早食い競争?
ル「だ・い・ま・と・う・え・ん・ぶっ!!あんた、ほんっとにナツに似てきたわね〜。」
そうかな?で、そのだ・い・ま・と・う・え・ん・ぶって何?
エ「普通に言っていいぞ。大魔闘演舞とは、毎年行われるフィオーレ一の魔道士ギルドを決める祭りの事だ。」
フ「フィオーレ一!?」
ユ「す、すごい・・・」
フィオーレ一の魔道士ギルドを決めるって事は、バトルで勝つって事?
リョ「それが違うんだよなぁ〜。マヤが考えているようなただのバトル祭りじゃねぇんだ。」
マ「えっ?」
じゃあどうゆう事?
シャ「もちろん、マヤが考えているような普通のバトルもあるわ。でも、主に競技で競い合ったりして、その時得たポイントが一番高い魔道士ギルドがフィオーレ一になる事が出来るのよ。」
ト「競技?ど
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