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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第41話 ティアナの迷い
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ローシュは皆から絶対の信頼を受けている」
「………ヴァイスさんよく見てますね」
「基本暇なんでな」
抱きついたままだったのに気がついたティアナは慌てて離れ、照れ隠しで皮肉混じりに言ったのだが言われた本人は気にせず笑いながらそう答えた。
「ティアナ、全てを得ようとせず、一つずつ確実に得ていけば良いんじゃないか?全てを一気に得ようとしたって得られたものはたかが知れてる。だったら順を追って得ていけばいい。ティアナはまだ若いしこれから先も様々な道がある。今焦る必要はないさ」
少し色が変わってきた空を見ながらそう言うヴァイス。
「………何かヴァイスさんを始めて尊敬出来た気がします」
「全部ティーダさんの受け売りだけどな」
「かっこ悪い」
「分かってるよ」
そう言って互いに笑う2人。
(あれ………?)
するといきなり睡魔がティアナを襲ってきた。
(そう言えば最近ちゃんと寝ていなかったっけ………気を緩めたからかしら………駄目、眠い………)
「ティアナ、ちょっと煙草を………ってあれ?」
「くぅ……くぅ………」
「ティアナさ〜ん………?」
ヴァイスの肩に寄りかかり寝息を立てるティアナ。
「おいおい………まあ大分お疲れだったしな………仕方ねえ付き合ってやるか………」
取り出した煙草を懐に仕舞い、ベンチに寄りかかって空を見るのだった………
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