第五章
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美味くする才能はないからな」
「それがどうもわからないんですけれどね」
「世界中で美味いものを食ってるでしょうね」
「美味いものを食ってもそれを再現出来ないんですね」
「ある意味才能だろうな」
軍曹は皮肉めいた声でこうも言うのだった、三人に。
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