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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic11 衝撃!?謎の森ヘルヘイム
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その光景を見た他のベクターノイドは一瞬何があったのかわからなかったが、それがエリカからの攻撃だと知るや急に攻撃の手を止めエリカの方に視線を向け戦慄(せんりつ)を覚えていた。

「片桐さん、お待たせしました!」
「片桐殿、助太刀いたします!」
「おおっ、エリカちゃん!それに丹沢さん達まで!」
『あ…あれが竜の魔法使い!!?』
『あのデスサイズベクターを撃破した…人間の魔法使いか!?』

エリカ達の到着を見たガンナーベクターは、最初のうちは少し苦笑いをしていたが…やがてうっすらと笑みを浮かべ、ゆっくり上空へ上がると手にしたハンドガンの銃口をエリカに向けていた。
ある一点に狙いを定め、細かに照準を訂正し冷静に時を待つ。

『やはり現れたな、竜の魔法使い…しかし貴様の運命も、この一発で終わる。』

丁度その頃、エリカはドライバーオンリングを右手中指に装備しディザードライバーを呼び出したところであり、左手中指にディザードリングを装備してドライバーのレバーを操作していた。

『ドライバーオン…プリーズ!!』
「何故こんなところにベクターノイドが…!?変身!!」

そして、ディザードリングをディザードライバーにふれディザードに変身しようとした…その瞬間。

ガゥンッ!!…ガシャアァァァァァ…ン!!

ガンナーベクターの手にしたハンドガンから乾いた銃声が聞こえ、左手に装備されたディザードリングが粉々に砕け散ったのだ。

「…しまった!!」



そしてその頃、マギカドラゴンは目をつぶり魔力を集中させ、何やらブツブツと呪文を唱え魔法陣を展開させ、儀式をとり行う準備を整えていた。

そう、ディザードの力をさらに高め…あらゆる敵に勝つために。



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