暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン  〜生きる少年〜
第一章   護れなかった少年
第二十三話  shadow crawling from the behind
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「セイッ!!」

シャドウの武器を弾くために居合い単発スキル《煌》を放つ。

それは見事にシャドウの武器を弾いた。

それと同時に納刀した状態から、更に刀を蒼い光が覆っていく。

「ハァァッ!!」

居合い単発スキル《閃》

シャドウの胴を薙いで、更に納刀される。

既にシャドウのHPは4本目を割っていた。

あれから居合いスキルを連発して分かったこと。

それは......

まず、スキルのあと、必ず強制的に納刀されると言うこと、そして刀スキルで使っていた居合い技も威力、剣速をブーストして使えるようになっている。

と言うところかな。

使いづらい店を上げるとすれば、必ず納刀されると言うこと。これにより連撃が出来なくなっている。

いい点を上げるとすれば、納刀されることにより、間髪入れずに次の居合いスキルが打てると言うこと。

ちなみにネオンは戦意を失ってへたり込んでしまっていて、移動させることが出来ないので、出来るだけ近づかないように戦っている。

そしてそんなことを考えている間にも攻撃していたので......


「これで......ラストォォォォォオ!!」

居合単発スキル《閃》で、既に1mm程しか残っていなかったシャドウのHPを全て削り取る。

それと同時に、目の前に出てくるメッセージ。

それにより一気に脱力してへたり込んでしまう。

ま、しょうが無いか。

そう納得し、へたり込んだまま、入手アイテムを見ていく。

LAボーナスはどれだ......

と、その中で一つのアイテムに目がとまる。

《コート・オブ・ダークネスシーカー》

これがどうやらLAボーナスの用だ。

効果を見ると......

(う〜ん、いつ役に立つんだ......これ)
そうとしか思えないような効果ばっかりだった。

......って、ダークネスシーカーって......。

そう思いながら、自分のアイテム欄を見ていくと......

(あった。ズボンに靴に手袋に......この層の宝箱で手に入れた装備の中に『ダークネスシーカー』って名前の入っているのが......)

シリーズって奴なのだろうか。

まぁ、少なくとも今は使わないのでアイテム欄に入れたままにしておく。

「さて、と、ネオンを正気に戻すか」

そしてネオンのとこまで歩いて行く。

そして

「お〜い、ネオン、そろそろ帰ろーよ」

と、

「あ、あれ? シャドウは??」

正気に戻ったようだ。

「倒した」

そう一言だけ言うと、ネオンの目の縁に徐々に水滴が貯まっていき......

何故か僕に抱きついてきた。

「ちょ、ちょっとネオンさん
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