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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『邂逅、説得、甦生』 後編
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いとはいえ零の傷が開きかけた事に謝るなのは。
「まぁ 俺も悪いからおあいこってとこだな」
術式制御を両腕でしていたせいか両腕のケガが特に酷いため両腕をだらーんと下げる零。
「ごめんな今両腕があんまり動かないから頭も撫でてやれなくて」
「うぅん……大丈夫なの」
「とりあえず……まぁ 一週間の我慢だな……飯喰うのが大変だな」
「だったらなのはがお兄ちゃんの両腕になるの!!」
「ゑ!?」
なに言うてはるんですかなのはさんや?
「なのはがお兄ちゃんにご飯食べさせてあげるの!!」
「え〜!?」
さすがにそれは恥ずかしいぞ!!
「嫌なの……?」
泣きそうな顔で聞くなのは、
「いや……その……さすがに恥ずかしいのだがな」
それにちょっと頑張れば一応動かせるしな。
「それは良いですね」
ちょっ! 千歳!?
「零様のお世話と反省を同時に行えますね」
うぉいっ!?
「ちょっ! 千歳!?」
「零様もしっかり反省してくださいね」
「はい……」
この時の彼女の有無を言わさぬ態度と威圧感のようなものには敵いませんでした。
プレシア side
「アリシア……」
私は千歳という女性に案内された客間で眠り続けるアリシアの頭を撫でつつ、
「姉さん……」
アリシアを見続けるフェイトの頭を撫でる。
「母さん……姉さんはいつ起きるの?」
心配そうに姉であるアリシアを見つめるフェイト。
「千歳さんの話しだと魂と肉体が完全に馴染むまで一週間くらいかかるみたいよ」
「そう……なんだ……」
「早く……目覚めてくれるといいわね」
「うん」
私はフェイトの頭を撫でながら今までの事を反省し、アリシアが目覚めた時にはフェイトとアリシア、二人の娘を大事にしたい。
またやり直せる機会をくれたあの子……零にはいくら感謝をしてもし足りないと思う程に、
だから私の力が必要な時には必ず力になる事を誓うわ。
そんなほほえましい親子の会話を、
「うぅ〜 フェイト〜 よかったね〜」
こっそりと部屋の外から見守るアルフの姿があったとか。
プレシア side end
零 side
「そう言えば零様」
「なに?」
「あの後時の庭園とあの次元航行艦はどうなったのですか?」
「ん? あぁ、人形の最後の記録だと……」
俺は人形が最後に送ってきた記録を読み取る。
「どうやら時の庭園は完全に崩壊し虚数空間に呑み込まれ、あの次元航行艦は沈みはしなかったようだが次元震の余波を喰らってそれなりのダメージを受けたみたいだな」
まぁ と言っても通常航行に影響は無い程度で
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