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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『邂逅、説得、甦生』 後編
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一体どんな命令をしたの?」
「あぁ 実は最初に会った時のプレシアみたいに狂ったような言動で管理局の裏事情を暴露して散々虚仮にしたあと時の庭園を自爆させて次元の海の藻屑にするように命令したぞ」
「そ、そう……」
どうやら身体が健康になり正気を取り戻したせいか会った当初の自分の行動に若干引いているようだ。
まぁ ある意味黒歴史みたいなものだしね。
「それはさておき早く家に行こう……正直身体が辛い……」
「そうね」
俺は千歳の肩を借り、なのはに支えてもらいながら部屋へと向かう。
ちなみに周りには千歳が人払いの結界や幻術をはっていてくれたので血まみれの俺やなのは達の姿を見た者はいなかった事をここに記す。
そして俺達は家に着き、
「とりあえずアリシアはプレシアと一緒に客間で……千歳……俺の治療を頼む」
「はい」
千歳は俺の服を脱がし、
「やはり……自己修復が働いているとはいえ酷いですね」
どうやら俺のダメージは俺自身の霊体にまでおよんでいるせいか回復が遅かった。
さらに回復魔法の効き目も薄いために自己治癒能力に頼るしかない。
「今お身体をお拭きいたしますね」
お湯で濡らしたタオルで皮膚に付着した血を拭き取り、
その上から回復魔法を掛けながら包帯を巻いていく。
「霊体のダメージ具合と零様の回復速度を計算して……最低でも約一週間は安静にしてくださいね!!」
若干怒気を含めた強い口調で言う千歳。
「了解……」
「まったく」
「そう言えばなのはは?」
「なのはさんならお風呂に入られていますよ」
「あぁ……」
そういや……俺の血で血まみれになってたからな〜。
などと考えていると、
「あがったの〜」
湯上がりで髪を下ろしたなのはが現れた、
ふむ……髪を下ろしたなのはも良いな。
「あっ! お兄ちゃん!!」
俺を見つけた瞬間、
「お兄ちゃんのバカ〜!!」
泣きながら俺に向かって突撃をかましてきました。
「グフッ!」
儀式の反動によるダメージで動けない俺はかわすことなどできず鳩尾に突撃してきたなのはに押し倒され、
「ギャンッ!!」
「お兄ちゃんのバカバカッ!! あんなに血がたくさんでてなのは心配したの!!」
ポカポカと零を殴るなのは。
殴る音も威力も小さいのだが、
「〜〜〜〜!?」
声にならない叫びをあげる零。
儀式のダメージで身体が大変な事になっている零には威力は十分だった。
それから数分後、
「マジでやばかった……」
なんとかある程度回復した零であった。
「ごめんなさい……」
悪気があったわけではな
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