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インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才 バージョン2
47話 ジークフリード社
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千冬姉に叩かれながら、俺は自分の班の所に行った。それにしてもシャルに面談をする人って誰何だろうか?
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「ここが、ISの製造ドックになります。ここで新型ISの開発やISの製造を行っています。質問がある人は挙手をしてください」
俺達一班は鬼灯先輩について行き、いろんなところをまわってから、本社横にあるISの製造ドックに来ている。『打鉄』や『ラファール・リヴァイブ』といった見慣れた機体からこの間学園から置かれた『無頼』そして見たことが無い機体まで置いてある。
それにしても広いな。学園のアリーナ何個分なんだろう。
「鬼灯先輩!質問があります!」
真っ先に手を挙げたのはうちのクラスの相川さんだった。
「ここでは『先輩』は付けなくていいですよ。質問は何でしょうか?」
「あそこのISハンガーに置いてある機体は専用機か何かですか?」
相川さんが指を指した方を見ると、猛禽類を思わせる大きな黒色の可変翼が特徴の機体が置いてあった。
「あれは専用機ではなくて試作機です。黒色の方はSA3/00『ナイトホーク』。第三世代の機体です」
鬼灯先輩が説明すると、次に手を上げたのはラウラだった。
「第三世代と言うことは、何か特殊武装が付いている。この機体にはどのような特殊武装が搭載されているのだ?」
「さすが代表候補生兼ドイツ軍IS部隊隊長。そこに目を付けてきたか」
答えたのは、鬼灯先輩じゃない。声のするほうを見るとスーツ姿の神倉先輩にシャルと制服に着替えているバロウであった。
「社長、もう話は終わったのか」
「ああ鬼灯隊長。皆さん、さっきは挨拶が出来なくてすまない。ジークフリード社代表取締役神倉真理ですって皆知ってるか」
「それで社長がなんでこんな所に?」
「いや、発表室に戻っても誰もいなかったからまだこっちだろうと思って、いつまでも生徒をお借りしているのはいけないですから」
神倉先輩はいつものフランクな喋り方でしゃべっているが敬語をうまく使っている。
「じゃあ、俺は自分の仕事があるので。皆さん企業見学を楽しんでください」
「「ハーイ!!」」
神倉先輩の笑顔を見て女子達は顔を赤くしている。神倉先輩は歩いて本社の方に帰っていった。
「さっきの質問ですが、ブラックホークはStealthArmor(ステルスアーマー)と言って、全てのセンサー類に引っかかることが無い素材でできた特殊装甲、更に光学迷彩を搭載しており、完全なステルスとも言えます」
すごいな。そんな機体が爆撃してきたら、防ぎようがない。
「そうか。受け答え感謝する」
ラウラはそう言って何か考えこんでしまった。
「いえいえこれが仕事ですから。他に
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