妖精女王、散る
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「「エルザーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」」
桜色の竜と深海色の閃光――――2人の叫びが、崩壊する偽りの楽園へと、轟いた。
そして。
大爆発は起こった。
「暴発したーーーーー!!!!」
「きゃああああ!!」
驚愕の声が水のドームに響き渡る。
大混乱するドームの中、グレイが異変に気付いた。
「い、いや!違うぞ!」
エーテリオンは爆発した。
が―――――爆散は、しなかった。
「エーテリオンが空へ!!!空中に流れてる!!!」
そう・・・爆発は爆散せず、竜巻のように渦巻きながら、空高く昇っていった。
そして―――――消えた。
「消えた・・・」
「エーテリオンが空中に・・・」
「た・・・助かったのか・・・!?」
塔の中で何があったか・・・それを知らないルーシィ達は、跡形もなく消えた楽園の塔を見て、呆然と呟いたのだった。
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