暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
A's編 その想いを力に変えて
A's〜オリジナル 日常編
47話:士の2月13日の出来事
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事にスフィアに命中。しかし一発だけスフィアの横を通り、その奥の壁にぶつかり霧散する。
「ちっくしょう!」
その光景に思わず叫んでしまう。だがそんな暇もないのも事実。すぐにスフィアが次の弾を用意し始める。
俺ももう一度標準を合わせ、魔力弾でスフィアから攻撃が来る前にスフィアを破壊する。
『はい、これにて射撃レベル審査を終わります。お疲れ様です』
「あ、ありがとうございます…」
全てのスフィアの破壊を確認して、俺の目の前にモニターが出現する。そこに映るのは局員の人(名前忘れた…)とその奥にレティさんがいた。
局員の言葉に俺は少し肩を落としながら、変身を解いて言葉を返す。
だぁぁ、ちくしょう!最後に一発外した!
〈あ〜あ、大変ですね〉
「人ごとのように言いやがって…!」
まぁ、外したのは今のが最初という訳じゃないからなんとも言えないが……あぁ、ちくせう…
因に、この射撃審査の他にもいくつかの試験をしている。まぁ内容は上々、と言った所だ。
『では最後に、総合戦闘能力を見させてもらいます』
「…?誰かと組み手をするとかですか?」
現在の試験会場はミッドの東部にある森林地帯の一部だ。木々が障害になって色々と困るかと思ったが、一部開けた場所を使うとの事でそこまで心配する事でもなかった。
しかし、ここで組み手をするとなると……少々狭い、か?
『はい。ですが、今回は組み手相手の都合上、場所を移す事になりますが』
「そう、ですか…」
となると何か特殊な場所になるのか?ん〜、でもまぁそこまで変わらんか。相手は多分局員だろうし……
『士君、相手を甘くみちゃいけないわよ』
「え?」
『あなたにとって一番最適な人を選んだわ。まぁ場所はその人の都合というか、ちょっとした要望でね』
「は、はぁ…」
思考を巡らせていたら、レティさんがそう言ってきた。
俺にとって最適な人物?どういう基準で最適なんだろうか……
『まぁそういう訳だから、ちゃちゃっと転送しちゃうわね』
「え!?急ですね!?」
と叫んだ瞬間には足下に魔法陣が展開され、まばゆい光に目を閉じる。
次に目を開けると、そこは観客席に取り囲まれた場所だった。
あまりに急激な変化に、思わず周りを見渡す。どこかの競技場だろうか。四方は少し高いところの観客席で囲まれ、天井は覆われている。
「あら、もう到着したの?」
ふと聞こえてくる甲高い声。少なくとも男性のものじゃないだろう。そして聞こえてきたのは、俺の背後から。
俺は体ごと振り向いてみると、一歩一歩歩いてくる管理局の制服を着た人物が。身長はそこまで高くない。せいぜい160ぐらい、か?若干紫っぽい髪を腰の辺りまで伸ばして、歩く度にそれを揺らしている。
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