暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
A's編 その想いを力に変えて
A's〜オリジナル 日常編
47話:士の2月13日の出来事
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か?]
「そんなもん、誰が黙ってされるか!」
俺はなのはの恐怖の言葉を聞いて、俺は八神家のリビングの机を勢いよく立ち上がる。
「士君、どうすんの!?」
「と、取りあえずここから離れる!じっとしていたら奴がやってくるか、砲撃がぶっ飛んでくるに決まってる!」
はやてはおもしろ半分でなのはに念話を繋いだんだろうが、こんな事になるとは予想していなかったのだろう。少し顔色が悪い気がする。
「で、でも建物内だし…砲撃が飛んでくるってことは…」
「今の奴はそれぐらいやりかねないんだよ、マジで!」
俺は急いで八神家の扉を開け、外へ走り出す。奴がこっちに来る前に、急いで射程範囲外に!
だが、このとき俺は肝心な事を忘れていた。
なのはの奴がいつも自身の訓練に余念がない事に。
そして……彼女が自身の得意な攻撃の強化をしない訳がない事に。
気づいた時には、俺はピンク色の何かに呑み込まれていた。
時は一気に飛び、ホワイトデー。
士はあの後なのはに謝り倒し、その日は事なきを得た。
そしてこの日、バレンタインのお返しとして、士は自分に出来る限りのおいしいデザートを作り上げ、五人に提供した。
五人はそのおいしさに満足し、表面上は笑顔を見せていたが……
(これは…)
(おいしすぎる…)
(なんか、女子としての面子が…)
(ちょっと複雑…)
(むぅ…)
士は密かに五人の自尊心を傷つけてしまっていたことに、気づいてはいなかった。
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