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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
迫り来る者達ーショ○カーじゃないよ!
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向かおうよ」

ソウヤが急かすように伝え、それを聞いたコウジとセイヤは頷いた。

「よし、行k「コウジ!セイヤ!」皆!」

向こう側から6人のプレイヤーが走ってくる。

最初はソウヤが敵だと思い、剣に手をかけたがコウジが返事をしたことによって
姿勢をもとに戻した。







「本当に助かったよ、ありがとう」

町外れの空き家。

その一室に集まった8人の転生者を代表してコウジがお礼を言った。

「どう致しましてっと、取り敢えずメールについての案件を済ませたい」

「神の導きについてか?」

「んー、まぁそれに近いもんだ。
お前さんらには2つの選択が与えられた。
一つは引き続きこの世界で行き続ける。
もう一つは転生し直して別の世界に行く。
この場合、特典を一つ減らした状態で再構成し、送り出されることになる。
ゼウス曰く、なるべく行きたい異世界の要望を受け入れるそうだ」

転生者達は各自で悩むしぐさをし、時には話し合っていた。

やがて…

「決まった。
こっちの6人が再転生。
僕とセイヤがこっちに残る」

ふむ、コウジとセイヤは残るか…

「了解した。
では準備の出来た者から俺の前に来てくれ。
あと、先にいっておくが転生した先で踏み台なことして神に目をつけられないように。
いちいち俺が出向くことになるから」

いまいち誰も反応を示さない。

踏み台になる気は無いと見ていいだろう。

それから一人づつ俺の前に歩き、頭に手を乗せてゼウスの下へと送った。

送る度にお礼を言われたがソウヤは何故か口ごもっていた。

お礼を言われるのに慣れていないせいだろうか?





「さて、お前さんらはこれからどうするんだ?」

今は転生者二人を残した状態。

さっきまで普通に襲われていたのだから、顔などの大体の雰囲気は覚えられてしまっただろう。

「取り敢えずレベリングしようかなって」

セイヤが言った。

「この世界ではレベルが物を言う。
なら誰にも負けないようにレベルアップを図るしかない。」

コウジは拳を握りしめ、これからの動きを話す。

「だけど、その場合PKが考えられるよ?
何せフィールドなんだから……後ろから襲われたなんてしたら」

ソウヤが間違いを正すように説得しようとしているが、決意は揺るがないかのように二人は首を縦に降らない。

「ユウジも何か言ってよ…
せっかく残ったのにすぐに捕まったら意味がないよ」

ソウヤが俺に話を振ってきた。

しかし現状において外に出るのは危険だ。

何かで顔を変えられたのなら良い………あぁ、あった。

「兎に角今日はここで休め。
ソウヤは護衛
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