暁 〜小説投稿サイト〜
バカとテストと召喚獣 〜失った少年〜
第二章  学園祭と......
第十三時間目  どうしてアンタがここにいるっ!?
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と、鉄人が来たら2人は帰ったということにしといてくれ」
「じゃあ、僕も行くよ」
僕も急いで立ち上がる。
「うむ、了解じゃ。鉄人とついでに霧島翔子を見かけたらそう伝えておこう」
「アキ、しっかりやりなさいよ」
「オッケー任せといてよ」
「じゃ、行こうか」
そう言いながら、僕と雄二と明久は学園長室を目指して教室を後にした。

―☆―☆―☆―

『.....商品の.....として隠し...』
『.......こそ....勝手に....如月ハイランドに....』
学園長室の前まで来ると、誰かが言い合っている声が聞こえた。
片方は学園長だと思うけど、もう片方は...?
この、記憶の中の何かを刺激するような声、どこかで...?
「どうした明久に蒼空」
「いや中で何か話をしているみたいなんだけど」
「そうかつまり学園長が中にいるというわけだな。無駄足にならなくてなによりだ。さっさと中に入るぞ」
そこまで雄二が言ったところで、記憶の中にこんな声をする人物が浮かび上がってきた。
おいおいおい、嘘だろ?まさかそんなはず...!
「失礼しま〜す」
学園長室のドアを勝手に開けて、雄二と明久が中に入っていく。
「本当に失礼なガキどもだねぇ。普通は返事を待つもんだよ」
学園長の声。
しょうがないので僕も入る。
頼む...!勘違いであってくれ...!
でも、その期待は粉々に打ち砕かれた。
アイツの一言によって。
「やれやれ。取り込み中だというのに、とんだ来客ですね。これでは話を続けることができません。.....おや?あなたは....」
そこでアイツは下品な笑みを浮かべる。
「....なんで....」
「蒼空?」
明久がどうしたんだとばかりにこっちを見たが、かまってられない。
「どうしてアンタがここにいるっ!?」

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