第二章
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た奴だが悪事をするのはこういう奴なんだろうとすぐに思わせる、そうした顔の奴だ。
そいつが来てだ。俺達に話してきた。
「年寄りから巻き上げような」
「年寄りから?」
「ああ、年寄りの金を持ってる奴からな」
「どうやってだよ」
俺は何気なく尋ねた。何となく興味を持ってた。あいつがどんな悪事をしていたのか気になってだ。それで弁護士に尋ねた・
「巻き上げるんだよ」
「ああ。ダイアを買わせてな」
「ダイアか」
「南アフリカから採掘して特別に作ったダイアな」
ダイアといえば南アフリカってわけだ。そこからだった。
「それを買わせるだよ」
「本当に南アフリカの奴か?」
「ははは、そんな筈ないだろ」
弁護士は悪党そのものの笑みでそれは否定した。
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