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宇宙を駆ける一角獣 無限航路二次小説
第二章 四話 ロボットは漢の浪漫
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「バカなことですね。」

「ああ。そうだな。......ま、全員が全員そうとは限らないだろうが。」

例えばワレンプス大佐のような前線の軍人はそのことを理解しているだろう。しかし、そうした軍人に命令を下す政治家がそのことを理解できていないのだからどちらにせよ無意味である。

この収入の今後の使い道に対して検討を始めた白野とバウトであったが、しばらくしてユニコーンが係留してある改装ドックの横にある作業用キャットウォークからギリアスが大声で呼びかけてきた。

「おーい!」

「どうした、ギリアス?」

「あんたに会いたいって言ってるやつがいるぜー!」

「俺に?」

白野は軽く当惑する。こんな惑星に白野の知人などいない。

「スカーバレルの連中に捕まってた奴みたいだ。」

人質に取られていたのだろうか?だとすれば、成り行き上助けない訳にはいかない。
白野はバウトに後のことを任せると、ギリアスのいるキャットウォークに歩いて行った。



惑星シャンプール 空間通商管理局 待合室

シャンプールにも空間通商管理局はもちろん存在する。海賊たちの溜まり場状態になっていたので、酒やタバコのすえた匂いが漂っていたのだが。
しかし、この時代の空調はグレイトな性能を持っているのでそんな一生消えないクラスの悪臭も三時間あればフローラルな薔薇のかほり漂う落ち着いた空気へと変貌する。

そんな待合室に、白野とギリアス、そしてギリアスに救助されたやつれた男が座っていた。
この男、名前をゴルドーと言うらしい。
エルメッツァの惑星アルデスタの国立研究所でレアメタルの研究をしていた研究者で、技術研修のためにネージリンスに来ていたところを海賊に襲われてとっ捕まってしまったらしい。

「いやはや......捕まった時は焦りましたよ......貴方がたにはいくらお礼を言ってもたりません。」

「気にするな。もとより地上の人間に手を出すスカーバレルのやり方は俺たち0Gドッグの嫌悪の対象......」

「そう言うこった。そんなことより、お前はこれからどうするんだ?」

ギリアスに尋ねられると、ゴルドーは困ったように頭をかいた。

「いや、それが私はこの通り無一文なのでして......出来ればお二人の船に乗せていただいて最寄りの星で降ろしていただければと......勿論、客扱いしてもらうつもりはありません。なんなら倉庫に詰めてもらっても構いません。」

「そこまではせんさ。しかし、最寄りの星といってもそれで帰る事ができるのか?」

「大丈夫です。ネージリンスになら、どの星にもアルデスタの研究所と提携している研究所がありますから。お礼は、そこでさせていただくと言う事で。」

「.........い
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