暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜冥界を司る女神と平和の創り手〜
第7,5話 《Untouchable!》 詩乃SIDE
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
ブで使う武器が必要だからサブマシンガンかハンドガンを買いに来た。

後、防具とか戦闘用の服とからしい。

「そう言えば、シノン、お金は」

シュートに聞かれて、所持金を調べる。

「…………千クレジット」

どう見てもバリバリの所持金額ね。

「じゃ、少し儲けようか」

笑顔でシュートがそう言う。

「シュート、あれをするの」

「もちろん!」

シュピーゲルはどうやら何なのか分かってるらしい。

「あれって?」

「シュートの稼ぎ場所だよ」

武器ショップの奥に案内され、あるものを見つける。

「これが、私の稼ぎ場所の一つ《Untouchable!》だよ」

幅三メートル、長さ二十メートルの金属のタイルを敷いた床を三メートルの柵が囲った場所。

奥には西部劇のガンマンの恰好をしたNPCが立って腰のリボルバー銃を抜きながら何か挑発的なことを言ってる。

「これは?」

「あのガンマンが撃ってくる弾丸を避けながらどこまで近づけるかて言うゲーム。プレイ料金は一回五百クレジットで十メートル突破で千クレジット、十五メートルで二千クレジットが貰える。で、もしガンマンに触れたら今までプレイヤーがつぎ込んできたお金が全額貰えるんだ」

「ちょっとやってみようかしら」

何も考えず五百クレジット支払いゲームを始める。

金属バーが上がると同時にスタートをする。

弾道予測戦という赤いラインが私の頭と右肩、左足にくる。

放たれた三発の弾丸を、左足を上げ、右足に力を入れて左側に飛ぶ。

私が居た所を三発の弾丸が通る。

これなら楽勝ね。

そう思った矢先、いきなりとんでもない早撃ちが来た。

「え?ちょっ!」

なんとかギリギリで躱しながら避けて進む。

しかし、結局呆気なく終了してしまった。

記録は十一,八メートル

何よ、アレ。反則じゃない」

結局、千クレジットを貰うに終わった。

最初に払った分を引けば五百クレジットしか儲かってない

「しょ、初心者にしては結構な方だよ」

シュピーゲルがフォローする。

それがよけいにつらい。

「そんじゃあ、いきますか」

シュートはささっと五百クレジット払い、ゲームを始める。

シュートがゲームを始めようとすると武器ショップに多くのプレイヤーがやって来た。

「ねぇ、どうしてこんなに人が集まるの?」

「ああ、シュートはGGOで唯一このゲームがクリアできるプレイヤーだからね。多くのプレイヤー達がシュートの動きをまねようと観戦に来るんだよ」

そうこうしている間に金属バーが上がりシュートが駆け出す。

私の時と同じように弾丸が飛んでくる。

放たれた三発
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ