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ソードアート・オンライン〜冥界を司る女神と平和の創り手〜
第7,5話 《Untouchable!》 詩乃SIDE
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シュピーゲルに紹介され一歩前に出て再撮をする

「どうも、シュートです」

手を差し出されたので握手をする。

うわ〜、手、小っちゃいな〜。

「えっと、シュートさんはGGO長いんですか?」

取りあえず当たり障りのない質問をしてみる。

「敬語はいらないよ。後、勘違いしてるかもしれないけど私、男だから」

「え?」

その言葉に私は耳を疑った。

今、男って言った?

この容姿で、男?

「えええええぇぇぇぇぇぇ!?」

おそらく今年一番の大声を上げた。

「嘘!?だって………どう見ても女の子じゃない!」

そうだ!

そう考えてもこれで男はおかしい。

絶対に女の子のはずだ!

「えっとね、シノン。シュートはM9000番系って言う非常に珍しいアバターなんだ。だから、容姿がこれなのは仕方がないことなんだ」

「信じられないならはい、カード」

カードを渡され見ると性別の所にはMaleとあった。

「ほ、本当だ………」

正直、まだ信じられない………

そう思いカードを返す。

カードを返されたシュートはシュピーゲルの方を向く。

身長が小さいせいか上を見上げる感じだ。

正直かなり可愛い。

「そんで、私に頼み事って何?」

「ああ、そうだった。彼女に戦闘のレクチャーをしてくれないかな?」

「いいけど、シュピーゲルがすればいいんじゃないの?」

「いや、僕よりも戦い慣れしてるシュートの方がいいと思ってね。どうかな?」

「まぁ、いいけど、それじゃあ、まずは適正でも調べようか」

「適正?」

どう言う意味なのかシュピーゲルに聞いてみる。

「どんな銃か合うかとか、ポジョション的に何処がいいのかとか調べることだよ」

言葉の意味に納得し、私は二人に近くの射撃場に連れていいかれる。

貸し出しの銃を使い一通り使う。

「うん、シノンはどれも平均的にやれるね。でも、狙撃銃での命中率が一番高い。狙撃手として有能になれるかも」

「狙撃………ね」

確かに、マシンガンとかハンドガンよりも狙撃銃を使ってる時の方が体にしっくり来る感じがあった。

狙撃の方が向いてるのかな?

「でも、シュート。狙撃手になるには結構な量のスキルが必要になるよ。それに、狙撃銃って結構値が張るし」

「銃なら大丈夫。最近いいものを手に入れたからそれを上げるし、スキルなら私とシュピーゲルが居るから問題は無いと思うよ」

お世話になって銃までもらうのは流石に甘え過ぎだから断ろうとしたがシュートは「いいからいいから」っと言って強引にこの話を終わらせた。

その後、近くの武器ショップに向かった。

メインに使う狙撃銃以外にサ
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