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ロックマンX2nd・闇の書とトランスコード
第1話 「コード・クラッシュ/CHORD・CRASH」
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れている。
「後がガラ空きだよ!?」
すると、なのはの横からヴィータがグラーファイゼを振り下ろして襲いかかるが。
「エックスバスター!」
「!?」
その攻撃をロックマンになった僕のバスターで相手の杖を弾いた。距離をとるヴィータはタケルを睨む。
「テメェ、さては「ロックマン」か!?」
「僕を知っている?君は何者だ!?」
「うるせぇ!」
しかし、容赦なくヴィータはタケルへ猛攻を浴びせる。
「くぅ!」
僕は上空へと彼女を誘いだし、バスターで遠距離からの射撃を続ける。正確な射撃と攻撃力に彼女は苦戦を強いられる。
「雑魚の分際でぇ!」
ヴィータは苛立つが、そんな彼女の下からなのはの強大な魔法弾が放たれてきた。
「話を聞いてってば!?」
なのはの叫びと共に魔法弾はヴィータの被る帽子を掠めた。帽子は一部はじけて地上へと落としてしまった。
「あ!?……よくもぉ!!」
大切な物を壊されたのか、彼女は鬼のような目でなのはを睨みつける。彼女はグラーファイゼをハンマーのように振り回して先ほどよりも激しい猛攻でなのはへ襲いかかる。
「!?」
なのははその攻撃を受け止めるも、予想以上の攻撃にレイジングハートは耐え切れず罅を負ったレイジングハートは防御力を失い、なのはは吹き飛ばされてビルへと叩きつけられる。
「なのはー!」
僕はそれを見て彼女の元へ駆け寄ろうとする。しかし、
「お前は邪魔だぁ!」
「え!?」
振り向くヴィータのハンマーを食らってタケルも何処かのビルへと叩きつけられてしまった。
「容赦しない……殺す!」
激情するヴィータはなのはの元へと歩み寄り、ぼろぼろになったレイジングハートをもつなのはへと再びハンマーを振り下ろした。
「!?」
しかし、かすかに力が残っていたレイジングハートはなのはを守ろうと衰えるが結界を張る。それでも、やはりヴィータのパワーには負け、レイジングハートは力を完全に使い果たし、なのははバリアジャケットが解除されてしまった。丸腰になった彼女を目にヴィータは再びハンマーを振り下ろすのだが、
「なのはぁー!!」
「……?」
そのとき、ヴィータが振り向くと、そこにはミサイルのように突っ込んでくるタケルが居た。タケルはバスター越しの腕でヴィータを殴りつけた。
「ッ……!」
ヴィータは行き成りの攻撃に対応が遅れて弾き飛ばされる。タケルは、そんなヴィータへ恐ろしい顔を向けて歩み寄る。もはや、今のタケルは「鬼」と化していた。
「なのはを虐める奴は……僕が、殺すよ?」
大切な人でもあり親友でもあるなのはに深手を負わせたヴィータへタケルはこの至近距離からチャージショットを放つ。
「なに……!?」
ヴィータはそれを幾度と結界で防ごうとするが、先ほどのチャージショットとは違い、威力がけた違いに高くなっていき
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