第1話 「コード・クラッシュ/CHORD・CRASH」
[8/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
と、レッドはアキト同様にムッとした?
「可愛くねぇ姉ちゃんだな?女ならちったぁ、はやてちゃんみたいに笑ったらどうよ?」
すると、シグナムもムッとして、
「大きなお世話だ……!はやて様、招待するのはアキトだけにしたらどうです?」
「おいおい?仲間はずれは酷いぜ?」
「こっちへ寄るな?汗臭い……」
「な、何だと!?本当に可愛くねぇ姉ちゃんだな!?少しは笑ったらどうだ!」
「何を……!」
「まぁまぁ?レッドさんもシグナムも、皆でご飯食べよ?」
帰り道、はやてはアキトとレッドを誘って自宅へと向かっていた。
「そういえば、ヴィータは今日も遅いね?」
帰る中、はやてはシャマルへ言う。
「そうですね。でもザフィーラが付いていますから大丈夫でしょう?」
「そうです。どうせ、どこかへ遊びまわっているんでしょう?」
「はやて、もう一人家族が居るの?」
と、アキトが尋ねた。
「うん!ヴィータっていうウチの妹みたいな子と、ザフィーラっていうお兄さん。二人ともいい人達やで?」
「そうなんだ、じゃあ僕も早く会ってみたいな?ね!レッド?」
「……」
しかし、レッドはただ黙りながらシグナムとシャマルを見つめていた。
「レッド?」
「……ん?ああ、そうだな」
「……」
シグナムは、自分とシャマルへ疑心を持って見つめていたレッドへ振り向いた。
*
12月2日 PM7:45 鳴海市市街地にて」
夜の上空には、アサージと遭遇したあの少女と、彼女の隣には一匹の使い魔の犬が中へ浮遊していた。
「どうだヴィータ、見つかりそうか?」
使い魔は青年の声で少女こと、ヴィータへ問う。
「いるような、いないような……こないだから妙に出てくる巨大な魔力反応、アイツが捕まれば一気に20ページは見つかりそうなんだけどな?」
「別れて探そう?闇の書は預ける」
「OK、アンタもしっかり探しなよ?ザフィーラ」
「心得ている……」
使い魔ザフィーラは消え、ヴィータはハンマー状の杖を目の前へ向けて魔法陣を展開させた。
「封鎖領域、展開……」
すると、辺りは結界に包まれ、町を歩く人々は次々に消え、そしてその決壊はなのはとタケルの元までも広がっていた。
『……この力、魔力だと!?』
「モデルX!?」
『タケル、結界だ!?』
「!?」
上空では、ヴィータに寄る魔力察知が反応し、大型魔力が捕捉された。
「大型魔力みっけ!いくよ、グラーファイゼ?」
ハンマー状の杖へと呼びかけ、ヴィータはなのは達の元へと飛んで行った。
「こっちに向かって来ている!?」
一方、僕たちは強い魔力に誘われて現地の市街地へと来ていた。すると、突然前方から誘導魔法弾が襲いかかってくる。
「!?」
なのは掌から展開した結界陣でそれを防御、しかし、かなり強大な魔力になのは押さ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ