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鉄槌と清風
18部分:17:良彦の目覚め
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いたなのはから、皆の紹介をうける。
 金髪ツインテールの少女が、フェイト・テスタロッサ…思い出したのは以前見せてもらったビデオレター、良彦もなのはにたのまれ、それで自己紹介とか送ったな、と思い出した。
 オレンジの髪をした、守護獣がアルフ…フェイトの使い魔だそうだ、ミッドでは使い魔っていうんだっけと、以前クロノから教わった事を思い出す。
 金髪の少年は、ユーノ・スクライア…なのはに魔法をおしえた少年で、結界魔導師とかいうらしい…あの砲撃とかおしえたのか、と驚いたら、魔力コントロールや魔法自体について教えただけで、砲撃とかはなのはの努力のものだと知った。

 「なるほど、じゃぁこっちも…なのはから聞いてるかもだけど、八坂良彦、9歳だ…ベルカ式の魔法を使える、あっと、良彦でいいぞ」

 「よろしくヨシヒコ、ベルカ式って今回なのはを襲った相手もたしか?」

 「そうだね、よしくんで知ってたからそこは驚かなかったんだけど、あの子強くて、後カートリッジで上がる魔力があそこまでとは思わなかったから」

 「あー…俺カートリッジあんまり使って無いしな、魔力込め面倒だし、カートリッジ入れ替えも面倒だったから」

 そう、只でさえ管理局のカートリッジは規格にあわず、良彦の手元にあるのは12発、しかも自動射出すると拾うのが面倒で取り出しも再装填も手動なのだ、結果良彦はあまりカートリッジを模擬戦などで使わなかった。

 「そういやさ、デバイスからしてミッドとベルカじゃ違うんだよね、ベルカのは実際どんな感じなのさ?」

 「確か、ベルカ式はアームドデバイスっていったよね、あの時の相手が持ってたのは剣と槌だったと思うけど、アルフが相手した使い魔は素手だったね」

 アルフが疑問をなげ、ユーノが見た事を話す。
 一旦考えてから良彦は

 「基本、ベルカのアームドデバイスは、魔力が無くても十分武器として使えるし、頑丈だ…カートリッジシステムの上昇する魔力を用いた攻撃に普通のミッド式の杖とかだと耐えられず自壊することもあるみたいだけど」

 クロノから教わった事と、自分の知識を混ぜて教える。

 「そのためか、アームドデバイスを使うベルカの魔導師は、おのずとそのデバイスを武器として使う武術を修めてることが基本になる」

 「じゃぁ、少なくても相手は剣術と、槌を使う武術、後は無手の体術なんかが使えるってことかい?」

 「そうなるなぁ…俺も無手の方だけどな、デバイスがこれだし」

 ベット横にあったミニチュアの籠手を見せながら、苦笑。

 「これがヨシヒコのデバイス、なんだね…名前は?」

 「ゼピュロスだよ、かなり古いけど今でもしっかり使えるご先祖様の贈り物、かな」

 フェイトの問いに答え、微笑。
 それにユー
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