第六十二話 十二時の決戦その十四
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の顔、とりわけ目を見て言うのだ。
「その因果のことを」
「戦いのことも」
その両方のことをだというのだ。
「そうさせてくれますか」
「時間は遅いですが」
「はい、それでもです」
こうマガバーンに言う。
「お願いします」
「では場所を変えますか」
ここでまがバーンが言うとだった。
彼の横にもう一人来た、それは誰かというと。
聡美だった、二人は聡美の姿を見て目を瞠って言った。
「どうして貴女がここに」
「どういうことでしょうか」
「はい、実は」
「この方は全てを御存知です」
マガバーンも言う。
「この戦いのことを」
「そういえば以前から僕達に色々と教えてくれましたね」
上城はここでこのことも思い出した。
「剣士のことも戦いのことも」
「それは全てを御存知だったからですか」
大石も驚愕の顔で言う。
「この戦いのことを」
「その通りです、それは何故か」
詳しく話すというのだった、そして。
四人は戦場を後にした、戦いは終わったが謎が語られようとしていた。それは上城達が思いもしないものだった。
第六十二話 完
2013・3・19
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