第五話
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目遣いときたよ。
………でもな魏延……。
ツゥ。
「やあァッ!!」
魏延の右胸をそぉっと撫でるように触ると魏延はブルブルと震えた。
……すんごく萌えるんですけど。
「ほれほれ」
俺は魏延が動けない事に調子のって魏延の胸をそぉっと触ったり腹を撫でたりする。
「ば……ばかぁ……止めろぉ……」
……悶える魏延……パネェ……。
「ひやァッ!! はうゥゥゥッ!!」
すると魏延の身体がビクンビクンと震えて魏延が再び気絶した。
「………やべ、やり過ぎたか……」
なんせ目の前にあのオッパイがあったからなぁ。やらなければ何時するんだッ!!(キリ(`・ω・´)
……ま、魚でも釣って食べるか。
「………いやほんまにスマンかった」
再び起きた魏延に俺は土下座をしている。
「……いい。もう過ぎた事だ」
魏延は顔を赤くしている。
「もう私は盗賊には戻れない。だからお前についてっていいか?」
「………いいのか?」
「いいよ。それに……責任取れよ。私に……あんなのさせて……」
「あ、あぁ……」
いやぁ、魏延のオッパイは柔らかかったからなぁ。
とまぁ、魏延を仲間?にする事が出来た。
「それでこれから何処に行くんだ?」
「今のところは孫呉でも見に行こうかなと思ってるよ」
「ほぅ孫呉か………」
確か孫堅が黄祖に討たれるからな。
それを阻止してみるか。
「んじゃ、孫呉へ出発やな」
というわけで孫呉の長沙に着いたわけなんだけど……。
「兵士として参加するのか?」
「いや、軍団の後ろに隠れながら付いていくから」
「何でだ?」
……どう説明しよか………苦し紛れだけどや るか。
「いや実はな、焔耶(真名は許してくれた)と出会う前に管輅とかいう占い師に言われたんだ。『孫堅を守らねば貴様はまともな人生を歩めない』てな」
「……嘘っぽいな………」
「俺も最初はそう思った。でも管輅は雷や雨で増水した川が氾濫する事を予言して見事に当てたからな。んで俺は信じてみる事にしたというわけ」
「成る程なぁ………」
俺と焔耶は長沙の町並みを歩く。
「とりあえず、宿を取って孫堅軍が動くまで待つしかないな」
それから三日後、孫堅軍が襄陽へ向かったのを聞いて俺と焔耶は孫堅軍を追った。
「……あれが襄陽か………」
「それであれが孫堅軍と………」
俺と焔耶は近くの林で隠れていた。
「今のところは何もないな」
「ん? おい、襄陽の門が開いたぞ」
確かに門が開いていた。
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