第二十話
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「何でわざわざそんなことを・・・誓わなくてもよかったんじゃないか?」
「そうでもない。まあ、見てみれば分かるだろ・・・あ、アテか?終わったから来てくれ」
俺はアテに電話をし、こちらに来るよういった。
「アテって・・・私達のクラスにいるアテよね?今回の件にかかわっているのかしら?」
「まあ、こんなことをしたのは全部あいつのためだしな。お、来た来た」
近くにいるように言っておいたので、アテはすぐに来た。
「きたよ、武双。それに・・・こんにちは、エリカに護堂」
「さて、ブレスレットを外してくれ」
「うん」
そして、アテはブレスレットを外し・・・神性を開放した。
「な、この感覚・・・力が、みなぎってくる・・・?」
「護堂、まさかそれって・・・」
「うん、そう。私の正体は女神。ギリシア神話の、女神アテです。あ、でも。気にせず今までどおりでいいですからね?」
アテがそう言うと、二人は今までで一番驚いた顔をした。
そういえば、こうして純粋に驚いたのは、今までにアイーシャくらいかもしれない。
「さて、これで分かったか?俺がカンピオーネに釘をさしてた理由」
「ああ、理解したよ・・・まさか、家族に女神がいたなんてな・・・」
「それより、何で相対する存在である神と神殺しが家族になってるのが受け入れられないのだけれど・・・」
「といわれましても、武双が神殺しになる前から家族ですし」
「もう、どんな出会いをしたのか全く分からなくなってきたな・・・」
「色々あったんだよ、色々」
そんな感じで、俺と護堂の戦いは終わった。
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