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鈴を鳴らす水賊頭
水賊の頭、デスゲームへ
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別に……願いくらいは叶えましょう”


 まさか――――鏡!! 鏡何処だ……あった!


「うおぉ……おおお!!」



 マジで!? マジで甘寧兄貴になってんじゃねぇか!! あの声が言ってる事は本当だったんだな!!

 しかも、この姿は俺の大好きな“無双7”での姿じゃねぇか、テンションあがるぜぇ!!


「おおおおおぉぉぉっ!!! よっしゃあ!!」






「何あいつ……何であんなに嬉しそうなんだ?」
「大方レアドロップでも出たんじゃねぇの? ダンジョンへの道すぐ近くだし」


 ………周りの視線が痛ぇ……はしゃぎ過ぎた……。そこに座って一旦落ち着くか……。



 にしても、えらく美男美女が多いなここ。って言うか、まだ夢の中じゃあるまいな? だが、この芝生の感触は偽もんじゃねぇし……、


「いでっ」


 つねっても覚めねぇし……俺今は何処にいるんだ? 何かあいつ等の頭の上に、昔立ちがやってたゲームのキャラクターみてぇにカーソルがあんだが。緑の奴が。

 それじゃゲームの中か此処? いやいや、今の日本にゃそんな技術は無いじゃねぇかよ。……じゃ一体何なん――――あ、そうだそういや、ダチが言ってたな……



“二次創作って知ってるか? 俺は最近ソレ書き始めたんだよ! 良かったら見て感想をくれ、批評でもOKだぜ! ちなみにジャンルは転生モノでな、一度死んだ人間が別世界にわたっちまうんだ! 強力な力と共にな!!”


「って事は、俺は一度死んで……別世界に転生したってのか? だったら何でゲームの中なんだよ」


“リンゴーン……リンゴーン……”


 お、鐘が鳴ってんな……時間は、四時か。


「うわっ!? なんだ!」
「強制転移か!?」


 なんだぁ? アイツ等光って……って消えたぁ!? 待て、俺の体も光って―――


「俺もかよっ!? うおおぉっ!? 」
















 ん……何だここは? 広場か? めっちゃ人が集まってるが。



「うわ、凄い格好……」
「まるで盗賊か水賊じゃねぇか、アイツ」
「アァ!?」
「「ひぃっ!?」」


 しまった、思わず……ってか俺自信が睨んでから戸惑ってるようじゃ、まだまだ兄貴にゃ遠いなぁ……。
 もっとこう堂々と―――


 うおっ、なんじゃありゃ!? ローブだけ浮いてんぞ、如何なってんだ!?

『私の名前は茅場晶彦。今やこの世界をコントロールできる唯一の人間だ』


 世界? イカレてんのかあいつ ?


『プレイヤー諸君は、すでにメインメニューからログアウトボタンが消滅していることに気
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