同盟相手でも和平相手でもない奴に力を貸すのは非常時のみ
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ンダケデスガ
「てめえら、うるせえんだよ!」
モロに聞こえてるぞ!!
「「ごめんなさい」」
謝ってすむレベルじゃねえよ!
「黒歌…お前とは色々有ったな
最初に出会ったのはお前がはぐれになって直ぐ10年前の事
ネグレリアを飲み込んだ晴天亀で屋敷に戻る途中に見つけて晴天亀が飲み込んだ
行く宛が無かったお前はそのままヴァリアーについて行った」
「あの時は驚いたにゃ
でも、今では良い思いでにゃ」
ああ、本当に良い思い出だな
「この10年間色々有ったな
お前が発情期になったから猫の姿にして動物病院で去勢手術しようとしたら脱走したり
忘年会の罰ゲームでシュールストレミング食べさせられたり
北極まで行って魔法陣を設置したり、24時間鬼ごっこしたり、黄金の夜明け団壊滅したり」
本当に色々有ったな
「今しれっと
とんでもない事を言いませんでしたか?
て言うか殆ど罰ゲームですよね?新手の嫌がらせですか?」
「小猫、ヴァリアーでは普通と言うよりは運が良いわ
動物系の種族は何名かヴァリアーで去勢手術されているのだから
あ、安心しなさい、貴女がヴァリアーに入ったらそれは無いから」
発情期で暴走する未熟者だけが去勢手術をするんだ
「てめーに言う事は一つ
10年前から居て未だにヴァリアー隊員になれねえのかお前は!」
黒歌は未だにヴァリアー隊員ではない
ネグレリアと朱乃が連携して倒せるレベルである
術タイプと格闘タイプじゃ相性悪いのは認めるが未だに入れないのはな
「鬼ですか!先輩は鬼ですか!
此処は普通お疲れ様でしょう!何で怒るんですか!」
「待ちなさい!
XANXUSの今の姿で微笑んだら黒塗りベンツ関係者だと…あ、関係者だったわ」
うるせー
今の俺の見た目はカテレアが弄くったせいで
ボンゴレU世になっちまってるんだ!
微笑みなんか見せたらキモいじゃねえか!
「にゃ〜勉強とか必要無いにゃ」
「まぁ、そんな事を言う日々も今日で終わりだ」
俺は懐から小切手とペンを取り出した
「おい、塔城小猫
後何年有れば上級悪魔になれる?」
「え、上級悪魔ですか?
……3,4年有れば上級悪魔になってみせます!」
「XANXUS、何言ってるにゃ?」
理解していないのか
咲夜は俺が何をしようとしているのか理解しているぞ
「3億2千万
コレだけ有れば3,4年は過ごせる
お前の退職金だ、明日から来なくて良いぞ
塔城小猫が冥界に居る今回だけ最高級のスイートルームを取っておく
今日から其処で寝泊まりしろ、エアーバイクはくれてやる」
俺は3億2千万と書いた小切手を黒歌に渡した
「え……」
「人間的には
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