番外 NARUTO編 その4
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ンを形成するとオーラをありったけ込めてとどめと、それに向かってリーさんが昼虎を行使した。
衝撃をその内部に蓄積させるバブルバルーン。
「まだまだっ!」
一発でも全身に負担が掛かるだろうにすぐさま二発目。
「おおおおおおっ!」
さらに三発目、四発目と続き、合計七回の昼虎がバブルバルーン内に蓄積されると、その衝撃が重なり合い、更にバブルバルーンで圧縮されていく。
十尾も尾獣玉の集束が終わり、撃ち出されるそれに、リーも迎え撃つように八発目の昼虎を撃ち出すと、それが引き金となったようにバブルバルーンが開放され、途轍もない衝撃を伴って尾獣玉へと撃ちだされる。
「「八留虎っ!」」
その攻撃は尾獣玉に当たると一瞬均衡。押し負けながらも軌道をズラして行くと、終に空へと抜けるまでに軌道が変更された。
凄いな、二人とも。まさか尾獣玉の進路を二人だけで変えるとは。
しかし、十尾の攻撃はそれだけでは終わらない。規模を小さくした分連射の利く尾獣玉を六発撃ちだした。
それを八尾が先ほどやったように強化された角で弾き飛ばしながら進路を変えてく。
久遠もその巨体に見合わぬ俊敏さで駆け、獲物を狩る狐のように飛び掛り、強化されたアギトで噛み付くとそのまま転がり十尾を投げ飛ばす。
「今っ!」
ソラがチャンスとばかりアンリミテッドディクショナリーを高速でロード。
ジャラジャラと音を立てて飛んでいくチェーンに絡みつく十尾。
その端を久遠と八尾で持って両側から押さえ込む。
あれは神性が高いほど抜け出せないはずの鎖だが、十尾は強引に引きちぎろうと怪力に物を言わせているが、それを両側から久遠と八尾が負けじと取り押えている感じだ。
「今がチャンスだ、ナルトっ!」
「おうっ!」
九尾とナルトが力強く気合を入れると、地面を蹴った。
さて、ここが踏ん張りどころだろう。俺も頑張らねば。九尾の右手に持たせた十拳剣を権能とありったけの輝力で強化する。
「あああああああっ!」
ナルトが気合と共に振り下ろした十拳剣は深々と十尾を切裂き、そして…
「グオオオオオオオォォォォォォォッ!!!!」
傷口にくっつけたナルトのチャクラに呼応するかのように中から九つに分かれたチャクラの塊が飛び出してくる。
「よっしゃっ!」
「チャクラの綱引きの要領だ。ここが正念場だぞナルト」
「分かってるってばよっ!」
なんか二人だけで完結しているけれど、俺には全く分からんのですが。どういう事よ?
十尾から出たチャクラを九尾の尻尾で繋げ、引っ張っていく。
「一尾と八尾のチャクラは貰ってなかったからな…」
「何とかするってばよっ!」
どうやらナルト
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