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問題児たちが異世界から来るそうですよ?  〜無形物を統べるもの〜
白夜叉の送別会
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愕の新事実!」」」」」」」
「おんしら本当に失礼だなッ!!」

十六夜、黒ウサギ、飛鳥、耀、レティシア、一輝、スレイブの七人が異口同音にそう言うと、白夜叉は角を立てて怒った。
まあ、セクハラ行動が目立ってしまうので勘違いされがちではあるが、仕事に手を抜いたことは一度もないのだ。
だからこそ、一輝が何の見返りも考えずに潰して回った悪徳コミュニティのことも、しっかりと調べていたのだ。

「全く・・・おんしらのように誤解するものが多いから、私を箱庭三大問題児に数える輩がいるのだ。私はクイーンやアルゴールとは違うとあれほど――――」
「「「「「「「え!!!???」」」」」」」

一瞬、沈黙が走った。

「うおおおおおおおおおい!!?な、何だその反応はッ!まさかおんしらも勘違いしておったのか!?あんな非常識三傑集と一緒にするではない。というか、黒ウサギや一輝にはかなり便宜を図ってやっただろう!私は神霊、純血の龍、星霊――――最強種の中では超!が付くくらい良心的で社交的なのだ!そうであろう、蛟劉ッ!!」
「せやな。」
「嘘でしょう!?」
「いや、これは本当やで飛鳥ちゃん。他の最強種なんてどいつもこいつも横暴と非常識と宇宙原理(ブラフマン)な輩が服着てお洒落して現世を闊歩しとるようなもんやからな。最強種がセクハラ一つで大人しくしとるなんて、安いもんやで?」
「あー・・・ちなみに、他の最強種はどんな感じなんだ?」
「せやなあ・・・『今日は天気が良いから地平線(あそこ)から水平線(あそこ)までを侵略して傘下に入ったコミュニティに美味しいティラミスを作らせましょう。』とかやな。」
「マジか・・・」
「うむ、私も魔王として侵略するべきか、それともセクハラするかで悩んだ末の選択なのだ。なので私は悪くない。というわけで、また音央と鳴央をつれてきてはくれんかの?」
「はっはっは。断るに決まってんだろ。」
「ならば、黒ウサギの胸を、」
「ふざけないでください、この御馬鹿様!」

白夜叉は遠まわしにセクハラを正当化しようとしたが、失敗した。
そして、十六夜は腕を組んで渋い顔をしながら、感慨深くつぶやいた。

「・・・世の中、上には上がいるもんだな。俺たち四人も、より磨きをかけて唯我独尊の道を」
「いえ、進まなくて良いですから」
「「「「爆走しよう!」」」」
「って、上を行くんですか!?」

黒ウサギは、これだけ突っ込んでも疲れた様子がない。
そういったギフトでもあるのだろうかと、少し悩むものだ。

「まあ、恩を感じてないわけじゃねえよ。ただ送別会の百花繚乱が見事なもんだったから初日くらいは眺めてるつもりだったんだよ。・・・まあ、うちの女性陣が血気盛んだったり、一輝が参加してたりしたもんでね。」
「おいおい、俺のせ
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