暁 〜小説投稿サイト〜
願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
いざゲームの世界へ
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ード・スキルをなくすことは自殺に等しいのだから。

『ではこれにて正式サービースのチュートリアルを終了する。
今後の検討を祈っている。』

そういって崩れ落ちるように消え去った茅場。

跡に残されたプレイヤーたちは皆唖然としている。

「ソウヤ、行くぞ」

「了解」

小声でやりとりして裏路地へと走り去る。

しかし先客がいた。

「お、路頭少年!」

「誰が路頭だ!ってお前ら!」

「よっ
どうしたんだ?こんなところで」

「あ、いや…そうだ!お前らレベルは?」

「ん?二人とも18だな」

「「はあ!?」」

「何でそんなに高いんだよ!?」

「いや、迷宮区?ってところで狩まくってたらいつの間にか」

「まあ、ちょうどいい!クライン、今すぐその仲間を呼んで来い!すぐにこの町を出るぞ!」

「お、おう」

何も言えない感じに走っていくバンダナの青年。

「そういや名前は何にしたんだ?」

「ユウジ」「ソウヤ」

「リアルネーム!?マジかよ、勇気あるなあ」

「そういうお前さんは?」

「キリトだ」

「キリト…桐ヶ谷、なるほどね」

「とりあえずさっきのやつとその仲間を次の町に送る。
それに手伝ってほしいんだ」

「まあ了解だ」

「いいよ」

「ありがとう、っと、きたみたいだ」

「すまん待たしちまったな」

「いや、大丈夫だ。
それよりも急ぐぞ、早くパーティ組むぞ」

「おう!俺はクライン、よろしくな!」

「俺はユウジ」

「ソウヤ」

「俺、カズな」

「リオウだ」

「ゲンですよろしく」

それぞれに自己紹介しながらパーティを組んでいく。

やがてそれも終わり

「よし、いくぞ!」

その号令に皆いっせいに走り出す。

目指すは次の町。

暗くなってきた道を走り、ポップするモンスターを倒す。

キリトの叫びがうるさかったのは言わないでおいた。


[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ