Introduction
第五話 クラス代表決定戦
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て蒼流旋に内臓されているガトリングを使うことなく……回転を加えたまま投げつけ、接近を許した際により戦いやすい近接武装『蛇腹剣ラスティー・ネイル』を呼び出し別方向からくるであろう紫苑を迎え撃つ……つもりだった。
しかし、紫苑は方向転換をすることなくそのまま蒼流旋に真っ直ぐ進み……貫かれた。
「『えっ!?』」
楯無の声と、部屋にいる者全てが同様に驚愕の声を上げる。
蒼流旋が、紫苑の体を貫いた……否、すり抜けたからだ。
紫苑はそのままの勢いで楯無の正面に急接近し、既に呼び出し直していたネームレスで一閃した。
◇
……手ごたえがない、か。だとするとこれは……
「このタイミングで水の偽物ですか、完全に虚をついたと思ったのですが」
『そうね、さすがの私もちょっと危なかったわよ……』
さすが……といったところか、正直これで決められなかったのはきつい。無理をした反動かちょっとフラフラしてきた。
! それにこの違和感……湿度が上がっている……まずい!
『でも……これでお終いよ』
直後に起こった爆発を最後に、僕の意識は途絶えた。
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