第二章
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れにしてるからな」
実際にそれだとだ。馬鹿な返事はまただった。
「プレスリーなんてどうだ?」
「ジャクソンファイブとかな」
「だから勝手にしろ」
このふざけた展開がとにかく納得できなくて。俺はふてくされてビールを飲んでハンバーガーだのタコスだのを食いはじめた。
とにかく機嫌が悪くてだ。どかどかやってやった。
そんな俺にだ。不意にだ。
仲間の一人がだ。声をかけてきた。
「なあ」
「何だ?今の俺はストレスの塊なんだけれどな」
「それで食ってストレスを発散させてるってのか」
「ああ、そうだよ」
まさにその通りだ。とにかく飲んで食ってウサを晴らしにかかっていた。
その俺にだ。そいつは声を掛けてきた。それに対して。
俺はまた言ってやった。
「それで何だよ」
「何だって言われてもな」
「用があるから声をかけてきたんだよな」
「ああ、それはな」
その通りだと言ってきた。それでだった。
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