第四話 エースとの繋がり
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うもない事を思い入れた紅茶を持って今はフェイトと色々と話しているテーブルに持ってきた。
「はい、紅茶やでー。フェイトちゃんはナンパされてへん? フェイトちゃんは男の子相手に免疫ないから程々にしてな、スコール君?」
「はやてもそんなに免疫ないでしょっ。大体がユーノとクロノなんだし」
「ああ。じゃあ、週刊誌で騒いでいたエースオブエース達は百合っていう情報はデマじゃないのか?」
「誰やそんな情報を流したのは!?」
悪意しか感じない流れに思わず叫んだが本人はさぁ? と首をかしげるだけ。
フェイトちゃんは何故か私から距離を取っている。
いやいや、デマ流されているのはフェイトちゃんもなんやで?
「……え〜と。とりあえずこのままだとグダグダになりそうやから早速仕事の話に変えていいかな?」
「───その前に俺達のやり方を先に教えさせてもらうぜ」
だらけたような姿勢はそのままで口調もそのままなのに一瞬で場が少し張りつめた。
シリアスとギャグの線引きをあいまいにしている人やなっと評価をさっきより倍増させる。
「まず、最初に世知辛い話だと思うが最初の依頼人にはまず俺は依頼額を聞くことにしている。理由としてはそれによって依頼の難易度も多少推し量れるし───騙す人間ならそのままはい終了。そして下らん事をしてきたらぶちのめすことにしてるからな」
あくまで自然体。
自然体のまま彼は仮にもオーバーSランクの魔導師を相手に倒せると豪語した。
馬鹿か大物か。
視線で見るのも危ういかもしれへんし、念話は傍受される危険性があるかもしれへんからそれとなく紅茶のカップを持ち上げる。
その紅茶の水面をフェイトちゃんが映るようにして持つと水面の彼女は普通なら解らないくらいに唇を少し震わせた。
───後者やと断定する。
「で、了承は?」
「うん、こっちはかまへん」
「私も」
こっちの了承を得たからか結構と呟き椅子に背を預けながら続きを語る。
「次に依頼の説明。それで俺が受けるか断るか。まぁ、普通の流れだが拒否権がない場合はこの場で辞退するけど? 秘密事項とか知って後々までストーカーされるのは趣味じゃないし」
「───じゃあ今度はこっちから条件を出そうか」
紅茶を飲んで一言。
あっちが雰囲気を変えてくれたおかげでこっちも"スイッチ"を変えるのが楽であった。
コップを置き背筋を伸ばし睨むというより挑むという視線で彼を見る。
言ってみ、と無言の促しを受け取り続きを語る。
「じゃあ、言わせてもらうわ───今回の件やけど。はっきり言わせてもらうけど同情だけとか金だけの為とかで動くんやったらこっちから願い下げやからそこは嘘は言わんで欲しいな。実力がないんやったら足手纏いやし、欲望だけでこっち
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