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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0478話
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ンへと攻撃を仕掛けるという流れだった筈だ。それが何故、俺へと攻撃を……いや、違うな。
 チラリとモニタに映し出されている画面へと目を向ける。そこには拳でリオンを殴り飛ばし、あるいはランドリオンを蹴り飛ばしているビレフォールの姿があった。
 その様子を見ながら、オープンチャンネルで通信を入れる。

「何のつもりだ?」

 だがそんな俺の問いには答える事無く、ガーリオンを破壊したビレフォールは次の獲物を求めて周囲を見回し……その視線が、再び俺の方。即ちミロンガへと固定される。

「っ!? 集中!」

 念動力が知らせた危機感に従い、ミロンガのバーニアを噴射させる。同時に俺へと向かって突進してくるビレフォール。そしてその突進の速度を活かして拳、肘、膝、蹴りと連続攻撃を仕掛けて来る。
 しかし精神コマンドの集中を使っている今の俺にそんな連続攻撃が通用する筈も無く、機体の各所に備え付けられているバーニアを小刻みに噴射させる事でその攻撃の全てを回避していく。あるいはガーリオンに乗っていたのなら攻撃を受けたかもしれないが、幸いこの機体は運動性の高いミロンガだ。そして最後の一撃とばかりに放たれた跳び蹴りを回避し、その決定的な隙を突くべくがら空きの胴体へとストレイト・マシンガンの銃口を向け……再びバーニアを全開にしてビレフォールから距離を取る。

「ちっ、もう1機もか。当然と言えば当然だが……」

 そう。つい先程までミロンガがいた場所に、現在はもう1機の修羅神であるヤルダバオトの姿があったのだ。……さすがに仲間、と言うか義弟をそのままやらせる訳にはいかないといった所か。
 そのまま俺と距離を取る2機の修羅神を見ながら、俺もまた同様にコンパチブルカイザーの横へと降り立つ。

「おいっ、無事かムウ!」
「問題無い。ただ、俺の予想以上にやる相手だってだけだ」
「それのどこが問題無いんだよ……ん?」

 呆れたように呟くコウタ。だがすぐに不審そうな声を上げる。それが何故発せられた声なのかは、俺にもすぐに分かった。連邦軍がこの浅草へと出動してきたのだ。多数の量産型ゲシュペンストMk-Uに……そして、アンジュルグ、量産型ゲシュペンストMk-U改。即ち、ラミアとカイが。
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