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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第211話】
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んと仕舞ってるので多分問題ないが――。
そこから他愛ない話をしながら歩いてると、直に部屋へと到着した。
「着いた〜♪ 懐かしき我が部屋〜♪ 有坂ー、ありがとー♪」
ペコリと折り目正しく頭を下げる宇崎に――。
「気にするなって、クラスメイトで仲間なんだからさ」
「おー? 友達じゃない〜?」
そう首を傾げて聞いてくる宇崎のさらさらな髪が、流れる様に軽く靡いた。
「もちろん、友達でもあるさ。 ……ははっ、改めて言うと照れるところがあるな」
「お〜♪ でも私は嬉しい〜♪ えへへ〜、じゃあまた困った事があったら有坂に言う〜」
屈託のない笑顔で言う宇崎に、キャリーケース二個を手渡すと。
「じゃあ有坂〜、またね〜♪」
「おぅ、またな」
そう言って部屋の中に入り、ドアが静かに閉まった。
「……さて、整備室に改めて向かうか」
独り言を呟くと、足早に俺は整備室に向かう。
外は本降りの雨で、雨音が窓を叩く音が激しくなる中、傘を手に取って差し、激しい雨の中を移動していった――。
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