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【七つの大罪】メガデリヘル「パラダイスジャイントDX」 アソコ編
【七つの大罪】メガデリヘル「パラダイスジャイントDX」 アソコ編
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グを手にとり、中をがさごそと探す。
 そして巨大すぎるバッグには“SamanthaThavas●”という文字が押されていた。

「すごいな、SamanthaThavas●……」

 女の子はバッグから巨大な簡易テントを取り出した。

「近くに公園があったよね? そこに行こうよ」

 女の子はズシンズシンと道を揺らしながら、公園に向かって歩き出してしまう。

「ちょ! え? 公園?! 公共の場でするの!? ってか、おいてかないで!」

 僕は急いで戸締りをして、とりあえず財布を持って女の子を追いかけた。
 それにしても速い。彼女の1歩は僕にとっては約10歩に相当する。そのせいか、僕が全力疾走してもなかなか追いつけない。
 しかし彼女を見失うことは無かった。どんなに離れていようと、あれだけの巨体であれば見失うはずもない。
 そうこうしているうちに、僕達は公園についてしまった。
 どこにでもある児童公園。園内ではキャッキャと幼児達がはしゃぎまくっていて、ベンチでは親達が世間話に花を咲かせている。

「さってとぉ、ここでいいかな」

 女の子は広場になっている場所に、手慣れた感じでテントを設置する。
 テントとは言っても、小規模のサーカスくらいの大きさがある巨大なものだ。
 公園に突如として現れた巨大テント。幼児達は何事かと寄ってくる。しかしテントにはデカデカと“準備中につき立入禁止”の張り紙が貼られている。
 立入禁止なテント内には、関係者である僕と女の子しかいない。

「改めましてッとぉ」

 女の子は人差し指の上に小さな紙片を乗せて、僕に差し出す。
 紙片には店名と女の子の名前が書いてあった。

「ボク、ディアンヌだよ。メガデリヘル・パラダイスジャイントDXの新人さんなんだよ」

 ディアンヌと名乗る巨美少女。それが実名なのか偽名なのかはわからないが、僕は頬を赤らめながら無意識につぶやいた。

「ディアンヌちゃんかぁ、かわいい名前だね」

「ホントにぃ? ホントにそう思う?!」

 突然、僕はディアンヌに握り掴まれ、僕の身長以上に大きい顔で、僕を頬ずりする。

「うれしい! ボクの名前をかわいいって言ってくれたの、お客さんが初めてだよぉ」

 嬉しそうにはしゃぐディアンヌは、僕を容赦なく頬ずりしまくる。
 物凄い力だ。僕の背骨はいつ折れてもおかしくないほどにギシギシと悲鳴を上げている。首はいつもげてもおかしくないくらいにグリングリンとこね回されている。

「……あ、あの、ディアンヌさん? 僕、死ぬと思います。切実に死を感じていますよ?」

 僕の声にハッとしたディアンヌは、突然に手を広げた。ディアンヌの手から解放された僕は、地上3メートルくらいの高さから受け身も取れ
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