暁 〜小説投稿サイト〜
【七つの大罪】フォックス・シンの欲しいもの
【七つの大罪】フォックス・シンの欲しいもの
[3/7]

[1] [9] 最後 最初
の顔を抱き寄せて、おでこにキスをする。

「エレイン、まかせてろって言ったろぉ?」

「やだ! 私だってするの! だって大好きなんだもん、バン……」

「しょーがねー聖女様だなぁ」

 バンのおでこにキスし続けるエレイン。
 小鳥がついばんでいるようなエレインのキスは、いやらしさがひとかけらもない、とても可愛らしいキスである。
 しかしキス1回1回にバンを想う熱い気持ちがこめられていて、バンの胸はどんどんと加熱させられていく。

「やべーな、こりゃ。俺の方が変になっちまうわ」

 バンはおでこにキスをされるがままに、エレインの肩に手を掛ける。
 そしてそのままエレインの真っ白なドレスを下げた。

「キャぅッ!」

 エレインの胸があらわとなる。
 とっさにエレインは両腕で胸を隠そうとする……が、出来なかった。
 バンの顔を抱いている腕を、エレインは離したくなかった。
 バンを抱いていたい、捕まえていたい、離したくない。
 胸をさらされたエレインは恥ずかしさで顔を真っ赤にしながらも、バンのおでこにキスをし続ける。

「最高にかわいいぜ、エレイン」

 バンは薄く小さなエレインの胸に顔を寄せ、両の手で小さな乳房を包む。

「んッ」

 小さく反応を示すエレインを見つめながら、バンは乳房を優しく揉み上げ、乳房の先端に長い舌を伸ばす。

「んぁッ……バン……な、舐めちゃうの?」

「ああ、舐めるぜ。これからおまえの全身を隅から隅まで舐めつくすぜ」

「んぅぅ……そ、そんなこと言われたらぁ……やぁぅ、変な気持ちになるよぉ……」

 バンはべろぉぉぉと、エレインの可愛らしい乳首を舐め上げた。
 エレインはピクンと身体を揺らし、乳首に流れた電流のような快楽に耐える。
 声を殺して耐えるエレインを見て、バンはゆっくりと丁寧にエレインの乳首を舐め擦る。

「んふぅッ! そ、そんなのダメぇ……声、出ちゃうよぉ……」

「じゃあ、これならどうだぁ?」

 バンは乳首を舐め上げながら、もう片方の乳首をつまんだ。
 ふにふにとひどく優しく揉み、くにゅくにゅとこね回し、ずりりと乳首の先端を擦り上げる。

「んはぅッ! やんんッ! イジワルぅ! そんなの声が出ちゃうよぉ! イジワルだよぉ、バンッ!」

「ハッ、意地が悪りぃのは俺の人格そのものだぜぇ。諦めなぁ」

 エレインは真っ赤になった顔をバンに向けて、ひどく小さくつぶやいた。

「……イジワルなバン……すきぃ……」

 バンの背中にビリッとした電流が流れた。
 久しく感じたことがなかったぞくぞくする電流。
 バンはたまらなく切ない気持ちにさせられ、エレインという聖女にのめり込んでいく。

「ったく、マジでかわい
[1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ