【七つの大罪】フォックス・シンの欲しいもの
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の顔を抱き寄せて、おでこにキスをする。
「エレイン、まかせてろって言ったろぉ?」
「やだ! 私だってするの! だって大好きなんだもん、バン……」
「しょーがねー聖女様だなぁ」
バンのおでこにキスし続けるエレイン。
小鳥がついばんでいるようなエレインのキスは、いやらしさがひとかけらもない、とても可愛らしいキスである。
しかしキス1回1回にバンを想う熱い気持ちがこめられていて、バンの胸はどんどんと加熱させられていく。
「やべーな、こりゃ。俺の方が変になっちまうわ」
バンはおでこにキスをされるがままに、エレインの肩に手を掛ける。
そしてそのままエレインの真っ白なドレスを下げた。
「キャぅッ!」
エレインの胸があらわとなる。
とっさにエレインは両腕で胸を隠そうとする……が、出来なかった。
バンの顔を抱いている腕を、エレインは離したくなかった。
バンを抱いていたい、捕まえていたい、離したくない。
胸をさらされたエレインは恥ずかしさで顔を真っ赤にしながらも、バンのおでこにキスをし続ける。
「最高にかわいいぜ、エレイン」
バンは薄く小さなエレインの胸に顔を寄せ、両の手で小さな乳房を包む。
「んッ」
小さく反応を示すエレインを見つめながら、バンは乳房を優しく揉み上げ、乳房の先端に長い舌を伸ばす。
「んぁッ……バン……な、舐めちゃうの?」
「ああ、舐めるぜ。これからおまえの全身を隅から隅まで舐めつくすぜ」
「んぅぅ……そ、そんなこと言われたらぁ……やぁぅ、変な気持ちになるよぉ……」
バンはべろぉぉぉと、エレインの可愛らしい乳首を舐め上げた。
エレインはピクンと身体を揺らし、乳首に流れた電流のような快楽に耐える。
声を殺して耐えるエレインを見て、バンはゆっくりと丁寧にエレインの乳首を舐め擦る。
「んふぅッ! そ、そんなのダメぇ……声、出ちゃうよぉ……」
「じゃあ、これならどうだぁ?」
バンは乳首を舐め上げながら、もう片方の乳首をつまんだ。
ふにふにとひどく優しく揉み、くにゅくにゅとこね回し、ずりりと乳首の先端を擦り上げる。
「んはぅッ! やんんッ! イジワルぅ! そんなの声が出ちゃうよぉ! イジワルだよぉ、バンッ!」
「ハッ、意地が悪りぃのは俺の人格そのものだぜぇ。諦めなぁ」
エレインは真っ赤になった顔をバンに向けて、ひどく小さくつぶやいた。
「……イジワルなバン……すきぃ……」
バンの背中にビリッとした電流が流れた。
久しく感じたことがなかったぞくぞくする電流。
バンはたまらなく切ない気持ちにさせられ、エレインという聖女にのめり込んでいく。
「ったく、マジでかわい
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