第九話 チェスゲームですか戦闘ですか
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な。タオルケットでぐるぐる巻きにする。
「ああ!何をするんですか!紫さん!」
「あなたからの視姦から彼女たちを保護、及び拘束しただけよ」
「・・・・・・見損ないました」
グサッ
そんな擬音が聞こえた気がした。その時、通信が入った。
『イッセー、子猫、紫。聞こえる?私よ」
「はい、敵の拘束に成功しました。予定通りお願いします」
「はい!俺と子猫ちゃんも無事です!いいところは終わっちゃいましたけど!」
『・・・・・・二人一辺にしゃべらないでくれる?とにかく、よくやったわ。予定通り、朱乃の準備が整ったから、作戦通りにお願いね!』
「紫さん!お願いします!」
「はいはい」
スキマを開いてその場から退避。
「逃げる気!ここは最重要拠点なのに!」
あ、頭は出てますよ。うん。作戦通りだし。俺がここまで来たことによって転移可能になったし。
カッ!一瞬の閃光、刹那、
ドォォォォォオオオオオオンッッ!!
すさまじい音だな。模擬戦の時とは比べ物にならん。刹那ってのは漢数字的に須臾よりも速いからな。
ワオ。体育館が根こそぎブッ飛んだ。
「撃破」
敵撃破しといてニコニコしてる。ドSだなぁ。
『ライザー・フェニックス様の「兵士」三名、「戦車」一名、戦闘不能!』
アッハッハ。それくらいやってもらわないと。思わずあいつらに冥土への片道切符を渡すとこだったよ。
「雷の巫女」、だっけか。朱乃の通り名。一部の者の間では有名なんだっけ?それって堕天使の転生悪魔ってことも含めてるのか?
「やったね、子猫ちゃん」
「・・・触れないでください・・・」
「ハハハ、大丈夫だよ。俺、味方には使わないから(衝動的に紫さんに使っちゃたけど。でもなんで服弾けなかったのかな?)」
「・・・・・・それでも最低な技です」
・・・・・・白々しいな。俺も剥くつもりだったくせに。
『皆、聞こえる?朱乃が最高の一撃を派手に決めたわ。これで最初の作戦は上手くできたわね』
まあ、作戦としては上出来だが、相手はある程度、犠牲できることを視野にいれておけ。俺は一誠の近くに何気無くよる。いざというときは結界で防ぐ。その時、範囲が狭いほど、強力な結界で防ぐ事が出来るからだ。
『あの雷は一度放ったら二度目を撃つまで時間がかかるの。連発は不可能。まだ相手の方が数では上。朱乃の魔力が回復次第、私達も前に出るから、それまで各自にお願いするわね。次の作戦に向けて動き出してちょうだい!』
「はい!」「了解」
次の行動は木場と合流して運動場の制圧。
!!敵の気配!一誠と俺を囲むように結界を張る。
ドォン!
辺りから爆砕
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