第九話 チェスゲームですか戦闘ですか
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サーゼクス・ルシファー、『紅髪の魔王』それが部長のお兄様であり、最強の魔王様だよ」
「・・・・・・だから、部長は家を継がないといけないのか」
身内が凄いと自分も同じだけを求められる。良いとこに生まれるのも考えものだな。やっぱり平凡一番。
「そろそろ時間です。皆様、魔方陣の方へ。なお、一度あちらに移動しますと終了するまで魔方陣での転移は不可能となります」
スキマなら出れるのね。安心した。いざというとき幽々子の元にすぐに行ける。
そして光が俺達を包み込んで、転移した。
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目を開けて見えたのは、先程と同じ部室。俺は初めてだが、原作知識があるから特に疑問もない。すると、アナウンスが入った。
『皆様。このたびグレモリー家、フェニックス家の「レーティングゲーム」の審判役を担うことになりました、グレモリー家の使用人グレイフィアでございます。我が主、サーゼクス・ルシファーの名の元、ご両家の戦いを見守らせていただきます。どうぞ、よろしくお願い致します。
さっそくですが、今回のバトルフィールドはリアス様とライザー様のご意見を参考にし、リアス様が通う人間界の学舎、「駒王学園」のレプリカを異空間にご用意しました。両陣営、転移された先が「本陣」でございます。リアス様の本陣が旧校舎のオカルト研究部の部室。ライザー様の本陣は新校舎の生徒会室。「兵士」の方は「プロモーション」をする際、相手の本陣の周囲まで赴いてください』
プロモーションは、チェスと同じで、兵士の駒を王以外の駒に変えることができる。が、正直大したことない。大本の本人の力が重要だし。
俺の場合、スキマですぐにプロモーション出来るが、事前に敵の本陣に直接転移は禁止された。同時に他の兵士もプロモーションできるしな。二人しかおらんが。
「全員、この通信機器を耳に着けてください」
イヤホンマイクタイプの通信機を耳に着ける。これで見方同士のやり取りをする。俺には余り関係無いが。
『開始のお時間となりましたら。なお、このゲームの制限時間は人間界の夜明けまで。それでは、ゲームスタートです』
学校のチャイムがなる。さて、始めましょうか。
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「まずはライザーの『兵士』を撃破しないといけないわね。全員が『女王』に『プロモーション
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