第九話 チェスゲームですか戦闘ですか
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音が響いた。原作より範囲広いな。もしかして俺を危険視したか?
「・・・こ、子猫ちゃヘブッ!?」
あ、結界に当たった。結界を解く。再度、
「・・・こ、子猫ちゃん!」
所々ボロボロになっている子猫。追撃が来るかも知れないので警戒を怠らない。
「撃破」
う〜ん。フード被った魔導師姿ってあんまり映えない。役職は『女王』か。
「ふふふ。獲物を狩るとき、獲物が何かをやり遂げた瞬間が一番隙だらけとなっていて狩りやすい。こちらは多少の駒を『犠牲』にしてもあなたたちを一つ狩れば十分。ただでさえメンバー不足なのですもの。それだけで大打撃でしょう?どうせ、私たちを倒してもライザー様は倒せないんですもの足掻いても無駄よ」
ヤバい。切れそうになった。『駒』だぁ!?決めた。あいつだけは潰す。原作崩さないようにゲームには負けるがあいつだけは潰す。が、今はその時では無いな。
「・・・イッセー先輩・・・。朱乃先輩・・・。紫先輩・・・」
死ぬことは無くても、いい気分では無いな。
「・・・すみません。・・・もっと部長達のお役にたちたかったのに・・・」
「あ、謝ることなんざねぇさ!俺らは仕事をしたんだ!問題ねぇ!待ってろ、アーシアが来ればすぐに回復ーー」
そこまで言って、子猫はこの場から消えた。
『リアス・グレモリー様の「戦車」一名、リタイア』
俺が時間逆流治療をすればよかったのかもしれない。だけど俺は能力を隠したいがためにしなかった。少し自分が嫌いになった。
「降りてきやがれぇぇぇぇ!俺が相手だ!」
一誠が叫ぶ。油断した自分に腹が立っているのだろう。いや、それもあるが正しいな。
「ふふふ。うるさい『兵士』のボウヤね。あなたもさっきのお嬢さんみたいに爆発してみる?」
無駄だ。お前程度で俺の結界を破れる訳がないだろう。ラプラスの魔で撃ちまくるか?四重結界で吹き飛ばすか?
あとでぶちかます。
「あらあら。紫さんがやるまでもないわ。あなたのお相手は私がしますわ。ライザー・フェニックス様の『女王』、ユーベルーナさん。『爆弾王妃』とお呼びすればいいのかしら?」
「その二つ名はセンスが無くて好きではないわ、『雷の巫女』さん。あなたと戦ってみたかったからいいのだけれど、そこの小娘が出るまでもないってどういうことよ」
「イッセーくん、紫さん、祐斗くんの元へ向かいなさい。ここは私が引き受けますわ」
「で、でも!」 「無視をするな!」
「イッセーくん。あなたはあなたの役目があるでしょう?お行きなさい。ここは私の仕事です」
「だから無視をするな!」
「一誠、今は木場くんの元へ行くときよ」
「大丈夫。子猫
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