第九話 チェスゲームですか戦闘ですか
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な?そう思った時、空間に裂け目が出来た。両端が赤いリボンがついている。
紫さんのスキマだ。
ここだから言うが、部長たちは紫さんの神器を空間移動系と言っているが、俺は違うと思う。俺が紫さんの神器の力を感じたのは、俺が人間の頃、レイナーレに殺された時だ。その時は紫さんだとわからなかったが、今思うと紫さんの仕業だったんだよな。俺を見ていたのは、スキマを使えば出来るが、俺の命を部長を呼ぶまで止めていたのは、さすがに空間移動では説明出来ない。
紫さんは神器は応用でいくらでもやれることが増えると言っていた。じゃあどんな応用があるんですか?って聞いたら、
「赤龍帝の籠手は倍加した力を譲渡できるらしいから、相手の痛覚神経に譲渡したらどうかしら?何倍も強い痛みを感じるから簡単にショック死させられるわよ?後は思考速度に譲渡して頭の回転でも早くしたら?」
えげつない。ショック死って。
まあ、そんな事はさておき、さっきの話の続きをしよう。
次にあった出来事は、悪魔に転生したあと、公園でドーナシークにあった時だった。その時、光の槍を受けたのだが、どんどんと光の槍が黒くなっていった。同時に焼かれるような痛みも和らいだ。
本当に紫さんの神器は何なんだ?謎は深まるばかりだ。
このあと、アーシアを助けるために紫さんに協力を求めたが、そこで堕天使の攻撃を受けてしまって重症だった。幸い、部長の残っていた兵士の駒を使って転生して一命をとりとめた。
その時に紫さんの親友の幽々子さんが来た。紫さんの家は紫さんと幽々子さん、それと籃さんの三人暮らしらしい。女性だけ!是非一緒に住みたい!
さらに、悪魔になった事で、紫さんもオカルト研究部になし崩し的に入部した。一緒に鍛えた。でも、俺男なのに、紫さんに負けた。運動神経以外とあった。
そして、紫さんの神器が空間移動系では無いと確証したのは、山での修行の時だ。
アーシアがお祈りで頭痛を感じたあと、紫さんはアーシアに対して神器を使った。するとアーシアが祈っても、ダメージを受けなかった。何故かは分からない。でも、紫さんはアーシアの為にやってくれたのだろう。
お、紫さんが被っている特徴的な帽子が見えてきた。
時間が十一時四十五分になった時だった。
saidend
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スキマを使って部室に転移。いやぁ、便利ですなぁ。
「遅刻よ、紫。何をしていたのかしら?」
正直に答えよう。
「食べられそうになったので、逆に餌付けしてました」
幼女を餌付け
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