ターン32 南方の大自然と暗黒の中世
[6/12]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
モンスター:???(セット)
魔法・罠:2(伏せ)
場:歯車街
「俺のターン、吸血コアラで伏せモンスターに攻撃!」
吸血コアラ 攻1800→??? 守700(破壊)
「セットモンスターはメタモルポット。リバース効果によってお互いは手札をすべて捨て、カードを5枚ドローするノーネ」
「だけど、俺にはまだデス・コアラの攻撃がある!行けえ、デス・コアラ!」
「残念ですが、手札から速攻のかかしの効果を使うノーネ!相手のダイレクトアタック時にこのカードを捨てることで、バトルフェイズは終了しマス」
「なら、ターン終了なんだな」
「私のターン!古代の機械砲台を召喚してセットカード、機械複製術を発動。攻撃力500である古代の機械砲台を、デッキからもう2体特殊召喚するノーネ!」
古代の機械砲台×3 攻500
これで、クロノス先生の場にはモンスターが3体。だが、そのうちで隼人の場のコアラ軍団を突破できる攻撃力の持ち主はいない。じゃあ、一体これから何をする気なんだろう。
「そして私は最後のセットカード、魔法の歯車を使用するノーネ!このカードは、自分の場のアンティーク・ギアと名のつくカードを3枚墓地に送ることーで、手札とデッキからそれぞれ古代の機械巨人を召喚条件を無視して特殊召喚することができるノーネ!現れなサイ、古代の機械巨人!」
3つの砲台がバラバラに分解されて組み合わさり、一つの光輝く巨大な歯車の形をとっていく。なんだなんだと見ているうちにその歯車が歯車街の建物の一角に吸い込まれ、ガタゴトと作業音が響いたらその工場の入り口から2体の巨人がモノアイをキュピーンと光らせてのっしのっしと歩いてきた。忘れもしないあのカード、クロノス先生の切り札だ。
古代の機械巨人×2 攻3000
「さらに手札の魔法カード、大嵐を発動するノーネ!このカードの効果によって、私は自分の歯車街とあなたの伏せカードを破壊しますーノ!」
「だったらそれにチェーンして発動、威嚇する咆哮!このカードを使ったことで、このターン先生はバトルをすることができないんだな!」
歯車の町が台風に飲み込まれ、ガラガラと崩れていく。あれ、リリース軽減能力のある歯車街をここで捨ててまでしてデッキから出したい古代の機械がいるんだろうか。クロノス先生の切り札、古代の機械巨人には特殊召喚できないジョーズマンみたいなデメリットがあるっていうのに。
「私が歯車街の効果で呼び出すのは、レベル8で攻撃力3000の大型機械、古代の機械巨竜!」
「こ、攻撃力3000!?」
なんてこったい、クロノス先生のデ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ