暁 〜小説投稿サイト〜
緋弾のアリアGS  Genius Scientist
イ・ウー編
武偵殺し
7弾 アリア→俺の逃走劇
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
えは睡眠に関してはまともな人間なような気がしていたんだが、それは俺の気のせいだったのか?

「あんたを探してたのよ!午 前 4 時 ま で !」

「ああ、なるほど」

「なるほど、じゃないわよ!よくも昨日は2度もあたしから逃げてくれたわね!でも、今日こそは絶対に逃がさないんだから!」

「アリア。この世に絶対なんてないんだぜ?」

「うっさい!いいから、さっさとあたしのドレイになりなさい!」

「断る。というか、学校で『ドレイ』なんて言葉を発するなよ。他の生徒に聞かれたら、また理子みたいに、変な誤解をされるぞ」

 まあ、もう遅いんだけどな。主に理子(バカ)のせいで。

「そ、それもそうね!ミズキ!ちょっとこっち来なさい!」

 アリアが俺を教室の隅に連れて行こうとしたので、

「嫌なこった」

 逃げてみた。

「あれ!?いつの間に!?って、ミズキ!ちょっと待ちなさい!」

「待てと言われて誰が待つか!」

 廊下を全速疾走して逃げていると、途中で、

「あれ?ミーくんどうしたの?カノジョさんと追いかけっこ中?」

 理子に出くわした。

「カノジョじゃないが、アリアに追われて逃げてる最中なんだ。俺は欠席だって先生に言っといてくれ」

「わかったよー。それじゃ、頑張ってねー!」

 そんな理子の応援を背に受け、俺は再び逃走を開始するのだった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ