第7話
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したところで、扉が薄く開いていることに気づいた。
『い、イッセーさん、すごいもの見ちゃいましたね』
『ああ、あの渚と部長がキスしているなんて・・・・・ここは兄として応援するべきか!?いや、でも羨まし――痛い! アーシア、なんで抓るの?』
『・・・・・・なんでもです』
イッセーにアーシアったら・・・・・・ムードが台無しだわ。ナギにも二人の声が聞こえたようで私の腕を振りほどいて距離を取っている。そのまま、扉に近づいて開け放った。
『あ・・・・・・』
イッセーとアーシア唖然とした表情でナギを見ている。
「人の部屋をのぞき見するなんて・・・・・・これはO☆HA☆NA☆SHIかな?」
二人そろって震えはじめる。しかし、そんな二人に救世主が現れた。
「それは少し待ってもらえないかな?」
お兄様だ。お兄様がグレイフィアを伴って歩いてきた。あの悪夢の観賞会は終わったのかしら?
「改めて話があるから、ちょっと抜けてきたんだ。リアス、昼間の話の続きだ」
ギャスパーのことね。他の三人は何のことだろうと首をかしげている。
「もう一人の『僧侶』の話をしよう」
そうして、ギャスパーについての話し合いが行われた。
この後、二人の悲鳴が響き渡った。O☆HA☆NA☆SHIしているときのナギの顔が赤かったのは恥ずかしかったからでしょうね。ちなみに、イッセーとナギの両親たちはいつものことだと気にもしなかったらしいわ。
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