第6話
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「いい顔だリアス。よくぞ、ここまで立派に育って・・・・・・」
感無量といった顔でリアス先輩の写真を撮るお父さん。ダンディな雰囲気が崩れている・・・・・・・。魔王の家族はすべてこんな感じなのだろうか? ずいぶんアットホームと言うか・・・・・・。
「おや、イッセー」
「あっ、父さん」
そんなことを考えていると、父さんと母さんがやってきた。
「兵藤渚くん、お二人がご両親かな?」
近くにいた僕にリアス先輩のお父さんが訊いてきた。
「はい、そうです」
「そうか。うむ・・・・・・。初めまして、リアスの父です」
両親の前に移動するとそう言った。握手のために手を差し出す。すると、父さんと母さんの顔が一変して緊張した顔になった。
結局うちの両親テンパってろくな受け答えができなかった。恥ずかしい。兄さんもリアス先輩も同じ気持ちのようだ。
「うむ。落ち着いた場所でお話ししたいものです。ここは目立つ上にお互いの子供が恥ずかしいでしょう」
リアス先輩のお父さんがそう言うと、祐斗に案内を頼んで廊下を歩きだす。サーゼクスさんはリアス先輩と朱乃先輩を伴って歩いて行った。
「教室に戻るか」
「そうだね」
僕たちも教室に戻ることにした。そして魔女っ娘がミルたんじゃなくて僕は心の底から安心した。
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