第6話
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ているの見たことないぞ?
「ほう、そうなのですか。これは私が無知だったようだ」
「ハハハハハハ、父上。信じてはいけませんよ」
よかった。サーゼクスさんが言わなかったら、僕は絶対にツッコんでたよ。
「ぶ、部長、想像を遥かに超える軽いノリなんですけど・・・・・・・」
兄さんも困惑しているようだ。リアス先輩も申し訳なさそうにしている。
「言うのを忘れていた―――いえ、言いたくなかったのだけれど、現四大魔王様の方々はどなたもこんな感じなのよ。プライベートの時、軽いのよ。ひどいぐらいに」
言いたくないのがわかりますね。会長も顔を真っ赤にして恥ずかしがっている。いつもクールな会長なのでレアだ。そんな会長の顔をレヴィアたんが覗き込んでいる。
「ソーナちゃん、どうしたの? お顔が真っ赤ですよ? せっかくお姉様である私との再会なのだから、もっと喜んでくれてもいいと思うのよ?」
顔が赤いのは間違いなくあなたのせいですよ。もし自分の親がこんな格好で授業参観に来たら恥ずかしく学校に行けないだろう。
「お、お姉様。ここは学び舎であり、私はここの生徒会長なのです。いくらお姉様といえど、その行動と格好は・・・・・・その、容認できません」
プルプルと振るえているのは恥ずかしいからなのか、それとも怒りからなのか・・・・・。僕にはわからない。
「そんなソーナちゃん! お姉ちゃんが魔法少女に憧れてるって知っているじゃない! 煌めくスティックで天使、堕天使をまとめて抹殺なんだから」
「お姉様、自重してください。お姉様が煌めかれたら小国が滅びます」
レヴィアたんはとてつもなく物騒だ。しかも重度のシスコン・・・・・・。
「もう耐えられません!」
涙目で逃げる会長。つらい現実に向き合うのはさすがの会長さんでも難しいものがあるようだ。
「待って! ソーナちゃん! どこに行くの! ソーたん! お姉ちゃんも見捨てないでぇぇぇぇぇぇ!」
レヴィアたんは会長を追いかけていってしまった。会長も苦労してるんだな
・・・・・・。思わず同情してしまう。今度会ったら、優しくしてあげよう。
「シトリー家は平和だ。そう思うだろう、リーアたん」
「お兄様、私の愛称をたんづけで呼ばないでください・・・・・・」
今度はこっちでですか・・・・・・。リアス先輩が恥ずかしそうにしている。それにしてもリアス先輩って「リーア」って呼ばれてたのか。
「そんな・・・・・・昔はいつも私の後をついてきていたのに・・・・・・。反抗期か・・・・・・」
ショックを受けているサーゼクスさん。顔がにやけているのはからかっているからか。
「もう! どうして私の幼少時のことを―?―」
―カシャ!
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